【連載】コウケンテツさん親子の「いっしょに作ったよ!」鮭ののり巻き 照り焼き
2018/09/07
秋鮭がおいしい季節がやってきました!ですが、「魚嫌いの子が増えている」とよく聞きます。魚は、大人にとっても調理しにくくて敬遠しがちな食材になっているようです。その点、魚のなかでも鮭の切り身は扱いやすくて、子どもも食べやすい味。今回のメニューは、のりを巻いて、甘辛味のたれをからめているので魚の臭みに敏感な場合でも、おいしく食べられますよ。ぜひ、旬の味を親子で楽しみましょう!
材料(2人分)
生鮭(切り身)…2切れ
焼きのり(全形)…1枚
塩…少々
小麦粉…適量
A(しょうゆ、みりん、酒各大さじ1、砂糖小さじ1)
サラダ油、フリルレタス…各適量
1.鮭を切ります
鮭は1切れを4等分に切って塩をふる。
2.のりを巻きましょう
8等分の棒状に切ったのりをそれぞれ鮭に巻き、小麦粉を薄くまぶす。
3.焼いて盛りつけます
フライパンにサラダ油を中火で熱し、を並べ、両面をこんがりと焼く。余分な油を拭き、混ぜ合わせたAを回し入れて全体にからめる。器にレタスを盛って鮭をのせる。
ONE MORE ADVICE 魚料理は実は簡単。しかもおいしい!
子どもって大人が思っている以上に、渋いメニューが好きなもの。わが家では、いわしの梅干し煮が子どもたちのお気に入り。大人自身が「魚料理は面倒」と敬遠している場合がありますが、煮魚などはほっときっ放しでも作れるので簡単。魚の臭みも消えて、子どもにとって食べやすいメニューの1つだったりします。子どもが魚嫌いという場合は、ぜひ大人がおいしく食べる姿を見せて、子どもの興味を引いてみてください。
POINT1.両手を使って、 のりを鮭に巻こう!
まな板の上にのりを置き、手前の端に鮭を置いて、両手でくるくると巻いていきます。両方の親指でのりを押さえながら巻くと上手にできます。焼くときは巻き終わりを下にして、フライパンに並べていきましょう。
POINT2.余分な粉は パタパタ落とす
粉をまぶすときには、鮭どうしをやさしくパタパタして、余分な粉を落としましょう。粉のつけすぎは焦げたり焼きむらができたりする原因に。そのほか、鮭に塩をふる、レタスをちぎるなども、子どもに任せて!
調理/コウケンテツ 撮影/馬場わかな スタイリスト/河野亜紀 構成・文/松崎祐子