アウターは「夜のひと手間」で長くキレイに着られる!

2019/02/26

コートやジャケットなどのアウターは、冬の必需品です。家で簡単に洗濯ができないものが多く、長くキレイに着続けるには日々のお手入れが大切。

でも、朝着て、夜脱いで、また朝に着て…を繰り返していると、どのタイミングでどうお手入れをしたらいいのかわからないという人も多いかもしれません。

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め、家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、冬のアウターのお手入れのポイントをお伺いしました。

夜ブラッシングでアウターの寿命を延ばす

寒い季節は毎日のように着るコートやジャケットといったアウター。着るたびに洗濯をする必要はありませんが、長くキレイに着続けるためには、日々のお手入れが必要です。

「朝会社に着ていって、夜帰ってきて脱いだら、コートハンガーにかけておくだけ」という人も多いかもしれませんが、帰宅後3分でできるもうひと手間、ブラッシングを心がけてみましょう。

外に着ていったアウターは、ホコリやゴミがついていたり、持っていた鞄などがこすれて生地がよれていたりします。そのままにしていると、汚れやニオイ、毛玉や生地の傷みの原因になりますが、ブラッシングすることでリセットできます。

これからの季節、花粉症の人にとっては、室内に花粉を持ち込まないというメリットもあります。

ブラッシングの方法は簡単。洋服用のブラシを用意し、アウター全体を毛並みに沿って、優しく撫でるだけ。時間に余裕があるときに、汚れがつきやすいえり元や袖をていねいにブラッシングしましょう。目に見えない汚れを落とし、毛玉を防いで、ツヤや風合いを取り戻すことができます。

疲れて帰ってきたあとに、この作業はちょっと面倒かもしれませんが、帰宅後もしくは夜の習慣にできればベスト。玄関の目につきやすい場所にハンガーとブラシを備えておくと習慣がつきやすいです。

夜の休憩時間は適切なハンガーを使って

ブラッシングが終わったら、すぐにクローゼットにしまい込まないで、アウターを休憩させてあげましょう。

寒い季節とはいえ、暖房の効いた電車の中などで着ていたアウターは、思った以上に汗などの湿気を含んでいます。すぐにクローゼットに入れてしまうと、アウター自体が傷むだけでなく、いっしょにしまっている他の衣類まで湿気が及び、カビやニオイの原因になることも。

ブラッシング後はハンガーにかけて、陰干しをしましょう。帰宅時間が夜なら、日当たりは心配しなくていいので、風通しのよい室内に干しておけば大丈夫です。

吊しておくうちに、汗などの湿気が飛び、重さでシワやよれも伸びてきます。ただし、使うハンガーが合っていないと、型崩れしてしまうことがあります。ハンガーは、アウターの肩幅に合う、やや厚みのあるものを使うのがおすすめです。

アウターは一晩休憩させたら、クローゼットへ戻してもOK。できれば毎日同じものを着続けるのではなく、複数枚を着回すと、傷みも少なく、より長く着ることができます。

アウターはどのタイミングでクリーニングに出せばいい?

毎日着るけれど、それほど汚れているようには見えないアウターは、どのくらい着たら、クリーニングに出すべきなのか迷う人も多いかもしれません。

毎晩のブラッシングが習慣になっていて、目立つ汚れがないのであれば、ワンシーズン終わるまでクリーニングに出さなくても大丈夫。ただ、小さなお子さんがいて、いっしょに外遊びをする機会が多くて汚れやすいといった場合は、シーズン途中で一度クリーニングしておくと、シミになる心配がなくなります。

なお、目立つ汚れがなくても、一度でも袖を通したのであれば、必ずクリーニングしてから収納してください。そのときには見えない汚れや皮脂、汗などが、時間とともに変色してシミになったり、虫食いの原因になったりします。

クリーニングから戻ってきたアウターは、ビニールカバーを外して、一晩陰干しし、残った薬剤を飛ばしてからクローゼットにしまいましょう。シーズンオフでも時々クローゼットを開けて、風通しをよくし、湿気を飛ばすようにしてください。

◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしをつくる、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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