家が汚い人は無意識にやってる!?片付けのプロが指摘するいますぐやめたい「汚習慣」
2020/05/06
キレイにしているつもりなのに、なぜか家が汚い気がする…そんな人は、もしかすると自分でも気がつかないうちに「汚習慣」をやってしまっているかも。予約半年待ちの「片づけ名人」である山口奈穂子さんに、家が汚くなる習慣について解説してもらいます。
いますぐやめたい「汚習慣」1:洗濯ものがリビングに溜まっている
衣類を洗濯してキレイにしても、それがリビングなど目につくところに溜まっていては台無しです。とはいえ、いそがしい主婦にとってしっかり畳んで、クローゼットにきっちりと収納…という作業は意外と大変。
そこで提案したいのが、洗濯ものを取り込むときにリビングなどはスルーして、クローゼット前まで「直行便」で運ぶこと。トップスはハンガーのままクローゼットに掛け、畳むモノについては、まず引き出しを開けておき、1つ畳むごとにそのまま引き出しへどんどん入れていきます。
宅配便のようにスピード感をもって、一気に所定の場所に届ける感覚で楽しんでみましょう。
いますぐやめたい「汚習慣」2:床に散乱しているもの
廊下に限らず、床はすべて「通路」と考えるようにしましょう。通路である以上、ものがあったら通行の妨げになりますので、ものは置かないルールにします。
そのように意識すれば、床に飲料の段ボールを置くという「路駐」もしなくなるはず。床にずっと置いていいのは家具とインテリアだけ、ということにすることで、スッキリとした状態をキープできます。
いますぐやめたい「汚習慣」3:溜め込みすぎた小物・雑貨
趣味感覚で買っている小物や、まとめ買いで溜め込んだ雑貨類。ひとつひとつは小さいものですが、本当にそれが必要なのかを検討しましょう。
そして、考えた末に「必要」と判断したのであれば、必ずそのものの定位置を決めてください。そうすることで活用の機会も増えますし、使用後に戻すときも定位置があれば迷いません。
一方、「不要」と判断したものについては迷わず手放して、何でもかんでも溜め込まないようにしましょう。小物は定位置で管理しないと、逆に小物に使われる羽目になります。
たとえば、マスクをまとめ買いしても、いざそれが必要なときに「どこへしまったっけ?」となれば、探す手間がかかりますし、最悪またマスクを買いに行く必要が。そうならないためにも、必要かどうかの判断と、定位置決めは習慣にしましょう。