硬質の木製フロアーの洗浄と「カバレアル」のメインテナンス

フローリングの拭き掃除、理想の頻度はどれくらい?

2024/08/07

日々の家事で気になるものの、正解がよくわからないことについて、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに教えてもらいました。

今回のテーマは「フローリングの拭き掃除、理想の頻度」についてです。

掃除機はかけるけど、拭き掃除はほとんどしない…なんて人、意外と多いのでは?

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拭き掃除は「いっぺんに」と思わないことが大切!

フローリングの拭き掃除は「そろそろやったほうがいいかな」と思うものの、なかなか実行に移せないことが多い家事の一つ。

そこで今回は、最低限の頻度で、拭き掃除をこなすポイントをお伝えしたいと思います。家中をいっぺんに拭こうとすると大変なので、汚れが目立つ所から、優先的に拭いていくことが大切です。

高頻度(都度対応)の拭き掃除が必要なケース

まずは、高頻度で拭き掃除する必要があるケースについて。これについては、頻度というよりは“都度対応”と考えておいたほうがよいでしょう。

●テーブル周辺に食べこぼし、飲みこぼしがある

床にガラスを削除
Cunaplus_M.Faba/gettyimages

こればかりは瞬時に対応してしまいましょう。放置しておくと、誰かが踏みつけてしまい汚れをさらに広げることになります。また、キッチンで何かを落としてしまったりこぼしてしまったりしたときも、すぐに拭いてしまいましょう。

テーブルまわりとキッチン、この2カ所の目立つ汚れは速やかに拭いておくことが、後の自分を助けることになります。

中頻度(週1~月1程度)の拭き掃除が必要なケース

続いては、定期的な拭き掃除が必要な場所やケースについて。頻度としては週1~月1程度でOKなので、面倒くさがらずに習慣化してしまいましょう。

●キッチンの床
どのお宅でも一番床が黒っぽくなってしまうのが、キッチンだと思います。お料理をすることで、油分や水分が跳ねて床に落ちたり、油煙や水蒸気がいつの間にか床に貼りついたりしていいます。汚れがある程度やわらかいうちに拭き取りたいので、週1~月1くらいで拭くことをおすすめします。

●裸足で歩く人が多い家庭の床
もし床に黒いポツポツが多く出現しているのなら、床の拭き掃除の頻度を高くすることをおすすめします。

裸足で歩く人が多かったり、スポーツをする人が多かったりすると、床に汗や皮脂が多く残って、汚れが蓄積されやすくなります。黒いポツポツが目立ってしまうレベルになると、こすり取るのも困難になってきますので、汚れが目立つ部分だけでも、週に1度くらいは拭いておきましょう。

低頻度(3カ月に1回程度)の拭き掃除が必要なケース

マメに掃除機をかけている家庭であれば、キッチン以外の拭き掃除は3カ月に1回程度でも大丈夫です。

目安としては、何となくフロリーングの「くすみ」が気になってきたら。このときも家全体の床をいっぺんに拭こうとせず、疲れきってしまう手前でストップして、残りは次回にまわしましょう。1部屋ずつ、拭き掃除を実施してみるのもおすすめですし、「使い捨てのシート2枚分が黒くなるまで」という進め方でもよいと思います。

まとめ

フロリーングの拭き掃除はけっこうな肉体労働ですので、なるべく無理せずに済ませることを心がけたいところ。今回は頻度という区切りで紹介しましたが、汚れに気が付いた段階で、サッと身軽に拭き掃除できるのがいちばんの理想。使い捨てのウェットシートやウエスを、取り出しやすいところに用意しておけば、それほど苦じゃないはずですよ。

 
 

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