空気を置き換えるエアコンのイメージ

カビの原因に!?エアコン(冷房)のシーズン終わりにやっておかないとヤバいこと

2024/09/03

暑さがひと段落したら、つぎの冬までエアコンの稼働はしばらくお休み……でも、そのまま放置で大丈夫なんでしょうか?

エアコンのシーズン終わりにやっておいたほうがいいことについて、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに教えてもらいました。

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【1】内部を乾燥させる

リモコンを手に持ったエアコンを操作するイメージ
stoickt/gettyimages

冷房の時期が終わったら、「送風」運転を数時間行っておいてください(機種によっては「内部乾燥」など)。これを行うことで、エアコンの内側の水分を飛ばして、カビにくい環境になるからです。

夏場に冷房や除湿運転をすると、エアコンの内部に水分が残った状態になります。どういうことかというと、エアコンが室内の暖かい空気を取り込み、内部で冷たい空気に変換しているので、暖かい空気と冷たい空気とで温度差ができて結露のような状態がおこるのです。

そのままにしておくと、エアコン内部の水分がホコリと混ざりカビの原因になってしまいます。エアコン内部は閉ざされた空間ですので、送風運転をすることで、強制的に水分を取り除くことが重要というわけです。

【2】フィルター掃除

フィルタを削除する
BBuilder/gettyimages

送風運転が終わったら、電源プラグを抜きます。それからフィルターなどのお掃除をしておきましょう。

夏場にフル稼働していたエアコンは、フィルターのホコリもかなり溜まっていると思います。ホコリは付着してすぐのうちは簡単に取り除くことができますが、時間とともにフィルターに張りついて、落としにくくなってしまいます。

フィルターは、エアコンの前面カバーを持ち上げると簡単に抜き取ることができます。まず掃除機をかけます。エアコンのフィルターはカーブした形状になっていますので、ハンディタイプの掃除機を使うと便利です。ハンディタイプでない場合はホースを短くします。掃除機に付属のブラシのアタッチメントを取り付けると、こまかいホコリも取りやすくなります。

掃除機で取り切れなかった汚れは、水洗いしましょう。水だけで落としきれない場合は、中性洗剤を使います。スプレー式の洗剤だと便利ですね。柔らかいスポンジなどで、優しく洗います。しっかりすすいでから、クロスで水分を優しく拭き取り、日陰でしっかり乾かします。

自動掃除機能がついている機種の場合は、ダストボックスに溜まっているホコリなどを捨てて、ダストボックスをきれいにしてからもどしてください。

【3】リモコンのお手入れ

エアコンのリモコン
bee32/gettyimages

意外と見落としがちなのが、リモコンのケア。長期間使わないことがわかっているのなら、リモコンから電池は取り出しておきしょう。乾電池の液漏れを防ぐことができます。

リモコンの手垢汚れも取っておきましょう。綿棒や掃除用クロスに重曹水やアルコール除菌剤などを染み込ませて、こまかいところもきれいにします。リモコンに直接スプレーしないように注意します。

 
 

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