暑い季節は「ひんやり」をもう1品!プロに学んだ簡単・美味な酒の肴

2020/06/28

梅雨があけると本格的な夏。ビールを始めとしたお酒類がおいしいシーズンの到来です。せっかくなら、ドリンクだけでなくおつまみも「ひんやり」でそろえてみてはいかがでしょう?

グルメライターとしても活躍する増田剛己さんに、プロから学んだ絶品「ひんやり」おつまみを教えてもらいます。もちろん、もう一品物足りないときのおかずにもなるメニューですよ。

「ひんやり」も料理のおいしさを左右する重要な要素!

友人に連れていってもらった老舗のスナックでのこと。「もろキュウ」をいただいたら、あまりにもキュウリがおいしかったので、さては特別なキュウリだな……と考え、お店のママに聞いてみました。すると「スーパーで買った普通のキュウリですよ。おいしいのは、出す前に氷水に漬けておくからじゃないかしら」とのこと。なるほど、ひんやりした食感にキュウリの旨みが凝縮したのでしょう。「熱々」というのも料理もおいしさのひとつですが「ひんやり」もおいしさになるのだということがわかりました。

というわけで、今回は夏にピッタリな「ひんやり」したおつまみをご紹介しましょう。新型コロナウイルスの影響でまだまだ家飲みを続けている人も多いと思います。

ぜひこれからのシーズンに向けて、「ひんやり」おつまみをつくってみてください。もちろん今回も簡単にできるものをプロに教えていただきました。

ひんやりメニュー1「キュウリの冷たいスープ」

冒頭で紹介したスナックのママに教えてもらった料理です。酢、醤油、顆粒の鶏ガラスープの素などでつくったスープにキュウリの千切りを入れて、冷蔵庫でよく冷やしておきます。

涼しげな器に入れて、すり胡麻などをふりかけて提供するといいでしょう。スープを少し濃い目にしておけば、氷などを入れて出すのもいいですね。

ひんやりメニュー2「まるごといただくかぶサラダ」

ずいぶん昔、知り合いの居酒屋さんでのこと。女将さんが「安かったから、たくさんつくったのよ」と突き出しで出してくれた、かぶのサラダ。それがけっこうな量で「いやいや、こんなに食べられませんよ」と言いながらいただいたのですが、なんと無限に食べられるおいしさでした。

作り方は、まずかぶの葉をみじん切り、白い部分は薄切りにします。ドレッシングはオリーブオイルをベースに酢、すりおろしたニンニク、砂糖、塩、胡椒を入れます。

このドレッシングと切ったかぶを和えて冷蔵庫で冷やすだけ。かぶって葉っぱの部分だけがあまったりしがちですが、これならいっきに全部消費できます。

ひんやりメニュー3「たことアボカドのマリネ 」

小さなバーのマスターに教わった料理です。作り方はとても簡単。ボイルしたタコとアボカドをひと口大に切って、ドレッシングで和えて、冷やすだけ。

ドレッシングはほぼどんなものでも合うそうです。今回は市販されているチューブタイプの刻み青じそとオリーブオイルを混ぜたものを使いました。冷蔵庫で30分以上寝かしてください。翌日、さらにおいしくなっていたりします。

ひんやりメニュー4「冷やし中華のあたま 」

これは知り合いの町中華の大将に教えてもらったメニューです。ビールを注文したときのこと「これおまけね」と出してくれたのが、冷やし中華の具材。

「あまったからね、これ冷やし中華のあたま」とのこと。あたまっていうのは、上にのっかっているものですね。冷やし中華のタレをかけていただくのですが、これがけっこう夏らしくておいしいのです。今回はキュウリとチャーシューを千切りにして、酢に砂糖、しょうゆ、ごま油を混ぜたものをかけてみました。最後にごまをふりかけて完成です。

ひんやりメニューは「寝かす」のが大事!?

今回は「ひんやり」をテーマにしました。プロいわく「冷蔵庫で冷やしているうちに味が決まってくる」とのことです。少し寝かすのがいいようです。また、できれば料理を提供するときの器は冷蔵庫で冷やしておくといいそうです。こういうちょっとした気づかいがいいですね。


◆監修・文/増田剛己さん
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。

 
 

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