冷やし中華におすすめの具18選!定番~変わり種まで紹介!タレの作り方も
2024/12/21
暑い時期になると食べたくなる「冷やし中華」。定番の具材から変わったものまで、幅広い種類があるのをご存じでしょうか?
この記事では、冷やし中華のタレのつくり方から具材選びのポイント、さまざまな具についてご紹介していきます。
具材とあわせて用意したい冷やし中華のタレの作り方
市販の冷やし中華には、タレが付属しているのが一般的。タレだけを買うことも可能です。
ただし、メーカーによっては甘味が強かったり、味が濃すぎることも。
そこで、手づくりすれば自分好みの味に仕上げ、よりおいしく冷やし中華を堪能することができますよ。
難し手に入りやすい調味料でつくれるので、ぜひ手づくりに挑戦してみては?
1:しょうゆダレのレシピ
しょうゆダレ2~3人分の材料は、つぎととおり。
・醤油 … 大さじ4(60ml)
・酢 … 大さじ4(60ml)
・みりん … 大さじ1(15ml)
・砂糖 … 大さじ3
・水 … 大さじ2(30ml)
・生姜のしぼり汁 … 小さじ1
・レモン果汁 … 小さじ1
・お好みの油(サラダ油など) … 小さじ2
・ごま油 … 小さじ1
まず、醤油、酢、みりんを鍋に入れ、火にかけます。煮立ったらすぐに火を止め、コンロから下ろしておきましょう。
続いて、そこへ砂糖、水を加えてよく溶かします。粗熱がとれたら、しょうがのしぼり汁、レモン果汁を加えて混ぜ合わせ、最後にサラダ油とごま油を加えたら、冷蔵庫で冷やして完成!
冷蔵で1週間ほど日持ちするので、作り置きしておくことが可能です。冷奴などにかけてもいいですね。
2:ごまダレのレシピ
ごまダレ2~3人分の材料は、つぎととおり。
・白ねりごま … 50g
・砂糖 … 大さじ2と1/2
・醤油 … 大さじ1と1/2
・塩 … 小さじ1/3
・ごま油 … 小さじ2
・サラダ油 … 小さじ1
・酢 … 大さじ4と1/2
・水 … 大さじ3
まずは、ボウルに白ねりごま、砂糖、醤油、塩、ごま油、サラダ油を入れてよく混ぜ合わせます。このとき、ねりごまは分離しやすいので、計る前によく全体を練っておくことが大切です(パウチ入りの場合はよく揉む)。
ねりごまのダマがなくなったら、酢、水を加え、全体をなじませたら冷やして完成!
しょうゆダレと同様に、冷蔵で1週間ほど日持ちするので、作り置きして酢や油を追加しドレッシングのように使うのおすすめです。
冷やし中華の具材選びのポイント
冷やし中華の具材は、どんな食材でもよいわけではありません。
冷えるとおいしくないもの、例えばこってりとした脂身の多い肉(角煮など)は避けたほうがよいでしょう。
おすすめは、サラダ向きの食材です。
トマト、きゅうりなどはもちろん、ツナ、カニカマ、加熱したささみ、ゆで野菜、わかめ、もずくなどが使いやすくなっていますよ。
赤、緑、黄がそろうと見た目に鮮やかで、食欲をそそりやすくなります。また、食感がちがうものをいくつか加えるのもおすすめ。
ごま、砕いたナッツ、シャキッとゆでたもやし、パリッとしたレタスなど、食べる部分によって食感が変わると最後までおいしく食べ進めることが可能になります。
冷やし中華におすすめの具材11選《定番》
きゅうり
シャキッとした歯ごたえが冷やし中華のアクセントになるきゅうり。
一般的には、斜め輪切りにしたものを細切りにした形が使われています。緑色が冷やし中華に彩りを添えるので、皮はむかないか一部むくだけとなっていますよ。
トマト
冷やし中華が食べたくなる時期に旬を迎えるトマト。
鮮やかな見た目がおいしさを引き立たせるだけでなく、適度な甘みと酸味がタレと好相性になっていますよ。
一般的には、大玉トマトをくし切りにして使われますが、ミニトマトを使っても◎
オクラ
粘りが特徴のオクラは、クセがないのでタレとの相性がバッチリ。全体が鮮やかな緑色なので、彩りもグッとよくなりますよ。
食べやすいように縦に切ったり、大きめに切られることもありますが、小口切りで星形の切り口を見せるのもいいですね。
卵
卵はゆでたものを切ったり、薄焼きを細切りにした状態(錦糸卵)で冷やし中華に添えられることが多いですよ。
ゆで卵にすると食べごたえが増しやすくなり、錦糸卵にすると上品な印象を与えてくれます。焼く場合には、白身をよく切るようにして混ぜると均一な色に◎
ハム
ほとんどの具材には味がついていませんが、ハムには塩気があるので、ほかの具材と合わせて食べ進めやすくなるという特徴があります。
また、ピンク色をしたハムであれば、冷やし中華にトマトとは違った彩りを添え、食欲を高めるのに役立ちますよ。細切りで添えられることが多いです。
ささみ
低脂肪、高たんぱくな鶏肉の部位であるささみ。カロリーが気になるときや、さっぱりと食べたいときにおすすめです。
ささみの部位ではないこともありますが、胸肉などを使って加熱と味付け済みの市販のサラダチキンも同じようなメリットが得られますよ。
えび
赤味を加えてくれるえびも、冷やし中華の具として活躍します。
サラダ用して販売されているえびや、冷凍品を解凍して使うもの、生のえびを下処理してゆでるなど、いろいろな使い方があります。
そのまま食べやすいように、殻はすべて外して添えるのが一般的です。
カニカマ
ほぐすことで、きゅうりや錦糸卵と同じ形状になるカニカマは、大きさをそろえて盛りつけたいときに活躍します。
ハム同様に赤っぽい色や塩気があるので、食欲を高めてくれる効果が期待できますよ。
ほぐさずに大きい状態で添えると、食べごたえアップ◎
ツナ
缶を開けるだけで食べやすく、塩気もあるツナは、冷やし中華にうま味もプラスしてくれますよ。
タレの味が変わってしまうので、一般的にはツナの缶の汁は使われません。
さっぱり食べたいときは水煮タイプ、ガッツリ食べたいときには油漬けタイプと使い分けるといいですね。
わかめ
水に戻すだけで食べられるカットわかめは、手軽に使えて冷やし中華にボリュームを増やしてくれるので、よく使われることがあります。
わかめには食物繊維が含まれていて噛みごたえもあるので、食べすぎを増やしたいときにもおすすめの食材となっていますよ。
紅しょうが
市販品や外食の冷やし中華によく添えられている紅しょうが。鮮やかな赤色と、口の中をすっきりとさせてくれる爽やかな辛みで、定番の具材となっていますよ。
あくまでも、少量添えられることが多く、メインの食材ではありません。
冷やし中華におすすめの具材7選《変わり種》
パクチー
エスニックな香りが特徴のパクチー。やわらかくサラダにも向いている食材ですが、クセが強いので好き嫌いが分かれやすいもの。
一般的なタレの冷やし中華に添えてもいいですが、ナンプラーを加えたタレと合わせると食べやすくなるかもしれませんよ。
キムチ
辛味と酸味のあるキムチですが、うま味も多い食材です。
塩気が強いキムチは量を加減する必要がありますが、ほかの具材やタレとのバランスが良ければ、食欲アップが期待できますよ。
大きめのままでも刻んでも構わないので、お好きな状態で添えてみてくださいね。
ザーサイ
中華の漬物であるザーサイは、塩気とコリっとした食感が特徴的。
冷やし中華の食感にアクセントを加えたり、食べごたえを増してくれる役割が期待できますよ。塩気が強いことがあるので、大量に使わないようにしておきましょう。
アボカド
トロリとした濃厚な口当たりのアボカドは、冷やし中華に加えると食べごたえアップに役立ちます。
アボカド自体に脂質が多く含まれているので、タレの油分は控えめにすると全体のバランスが整いやすくなりそうですね。
豆腐
豆腐の味わいは淡白なので、冷やし中華のタレに合わないわけがありません。ただし、崩れやすいのであまり使われることはないのかも。
きれいに切りそろえるだけでなく、あえて崩してのせても◎
タレが薄まらないよう、できるだけ水切りをしておくのがおすすめです。
納豆
粘りと独特の香りがある納豆ですが、オクラと合わせて冷やし中華にのせるのも◎
酸味との相性は悪くないので、納豆ダレではなく冷やし中華のタレで味わってみてくださいね。
揚げ玉(天かす)
ザクザクとした食感の揚げ玉は、油を多く含んでいるので冷やし中華にコクを与えてくれますよ。
タレに浸かったり水分を吸うと食感がやわらかくなってしまいますので、最初に食べるのと後で食べる食感の違いを食べ比べてみるのもいいですね
まとめ
冷やし中華は、タレや具材に工夫を加えることで、より食べやすく、より健康的に仕上げることが可能です。反対に、ボリュームを増やして食べごたえをアップするのも、具材次第で調整が可能となっています。
基本的には、合わない食材のほうが少ないので、ここで紹介した以外をとり合わせるのもOK。
ご紹介した内容を参考に、お好みの味付けや食材を使い、そのときの体調や気分に合わせて、さまざまな冷やし中華のアレンジを楽しんでみてくださいね!