毎朝3個以上「おべんとう」をつくっている人の工夫
2022/04/14
子ども用以外にも、夫用や自分用、部活弁など、一度に何個もお弁当を作る人の、簡単ラクワザをご紹介します。
<教えてくれた人>
・Minさん(長野県/36歳)
出勤前の1時間で朝食、夫のお弁当、夕食の下ごしらえをこなす働くママ。長期の休みには、学童&特別保育用の弁当が加わる。「作りやすく食べやすい」がテーマ。
・mayuさん(神奈川県/41歳)
お弁当は、食べ盛りの男子4人に夫用、自分用を合わせると6人分になることも!無理せず長く続けられることがいちばん。作り置きの副菜と冷凍食品を活用して奮闘中。
・亜希子さん(東京都/38歳)
自分用と、母と娘の置き弁(時には部活弁)の3人分。ふたを開けたときにうれしくなるようなカラフルさと栄養バランスが目標。基本はおかず5品を食べる「5食丼」。
作り置きと冷食を活用する
■常備菜+揚げものでバランスとボリュームアップ
休日に作っておいた常備菜を使って、6人分。長男は自分で適当に食べてくれることもありますが、やっぱり栄養が気になるので、余裕があるときはなるべく作るようにしています。(mayuさん)
■常備菜を詰めるだけ!人気ののり弁に
おかずを詰めて焼きのりをのせるだけで「おいしそ~」。夫が大好きなのり弁は、彩りや詰め方に気をつかう必要がないので、大人数のお弁当作りの強い味方です。(mayuさん)
■忙しいときほど常備菜活用でバランスよく
仕事の繁忙期はお弁当作りも大変だけど、だからこそ体調管理はきちんとしたいもの。詰めるだけの常備菜でバランスを取り、朝は卵を焼くだけ。ラクチン&栄養満点に。(mayuさん)
■ボリュームがたりないときは、冷食でフォロー
常備菜と、前日の夕食の取り置きした牛丼を詰めただけ。「ちょっとたりない?」と思い、冷凍食品のえびカツをオン。冷凍食品のストックはボリューム調節したいときに大助かり♪(mayuさん)
簡単女子的のっけ弁
■ボリューム満点カラフルな5食丼
「大豆ミートそぼろ」「鮭」「ツナマヨグリーンピース」「赤ウインナー」「高野豆腐」の5食丼。大豆ミートはカロリーオフになるし、使いやすいのが魅力。娘も気に入っています。(亜希子さん)
■見た目はガパオライスな肉みそ丼
辛い物が苦手なので、ガパオライスに見えますが、実はみそ味。目玉焼きとアスパラガスをのせてエスニック風に仕上げました。スプーン1つで食べられるのがポイントです。(亜希子さん)
■自家製チャーシュウとだし漬け卵ののっけ弁
作り置きしたチャーシュウをスライスしたのっけ弁。見た目が「どか弁」にならないように、だしに漬けた半熟卵、にんじんおかか、スプラウトをのせて、彩りをアップしました。(亜希子さん)
■朝は鮭を焼いただけ。家族の大好物鮭ののっけ弁
夫も子どもたちも魚好き。大きな鮭をドーンとのせたのっけ弁は、いつも大好評です。今回は鮭がたりなかったので、私の分は鮭なし(涙)。その分、野菜をたっぷりのせました。(mayuさん)
■味つき冷凍牛肉+野菜かさ増しで焼き肉弁当
安いときに買っておいた味つき牛肉の冷凍ストックに野菜を加えてかさ増し。焼き肉のっけ弁当にしました。プチトマトの代わりに、彩りに紫キャベツのマヨあえをプラス。(Minさん)
パンやパスタで!
■間に合わせのサンドイッチが好評
ご飯が炊けておらず、冷凍していた食パンで間に合わせサンドイッチ。サンドした具とおかずが同じという急ごしらえでしたが、子どもには大好評。たまにはパンもいいのかも。(Minさん)
■ツナマヨと生ハムでぎゅうぎゅうサンド
具だくさんのぎゅうぎゅうサンドもお弁当の定番。パンにはさんだあと、ラップで包んでおいておくと、パンと具がなじみ、カットしやすくなります。紫キャベツで彩りアップ。(亜希子さん)
■おからミートボールのストックでパスタ弁当
娘から急に部活べんのリクエスト。おから入りミートボールの冷凍ストックを使い、パスタで乗り切りました。おからはミートボールのほか、ハンバーグにも入れています。(亜希子さん)
おかずが少ないときは……
■レンチンでできる!簡単なのに本格派いなりずし
油揚げは電子レンジ加熱で味つけ。簡単なのに、ちゃんとしたいなりずしになるんです!いなりずしなら、おかずが少なくても満足度は充分。ひじきご飯をたっぷり詰めました。(Minさん)
毎朝お弁当を3個以上作る人は、「作り置き」などを上手に活用し、一度にたくさん作れる工夫をしていました。ぜひ皆さんもマネしてみてください。
【調理の際の注意点】
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。500Wの場合は、1.2倍の時間で加熱してください。その他の場合は、メーカーにお問い合わせください。
*電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
*気温の高い時季は、お弁当がいたみやすいので注意してください。気温25℃以上の日は生野菜を避け、卵や練りもの、肉・魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。
参照:『サンキュ!』5月号「朝ラク達人の毎日 べんとう1週間」より。掲載している情報は19年3月現在のものです。構成・文/田久晶子 編集/サンキュ!編集部
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