料理ストレスから解放!味付けの「断捨離」って!?
2019/09/10
毎日同じ料理や味つけでは飽きるけど、新しいものに挑戦して失敗したくはない。しかも、いろいろ試行錯誤した挙句、家族の反応もイマイチだったときはイライラもピークに……。そんな料理のストレスや手間も「断捨離」することができるんです。
<教えてくれた人>
やましたひでこさん
クラター・コンサルタント。学生時代に出合ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を提唱。全国各地で講演を行い、雑誌、書籍、テレビなどで幅広く活躍。『断捨離』(マガジンハウス)、『家事の断捨離』(大和書房)など著書多数。
味つけも「断捨離」。料理の失敗、なくなりました。
私の料理は調理法も味つけもシンプル。野菜もお肉も、まるごともしくは大きく切って、そのまま出すか、煮る・焼く・蒸すだけです。大きいほうが見栄えがよくおいしいので、切る手間も断捨離。あとは大きな器にドーンと盛り、薬味、チーズなどのトッピングで豪華さを演出します。これで献立が完成!
凝った料理は、外で食べるか一品作れば充分。家族の好みに合わせすぎると、疲れて続きませんからね。ほどほどに「自分軸」で考えましょう。
食材のまとめ買いも、必要なければしなくてOK。食材が少ないほうが管理がラクです。使い切りを考えずにすむだけで、「あれを食べなきゃ」というストレスが減り、前よりキッチンに立ちたくなるはず。
塩こうじでもむだけ
調味料を量る手間、調味料を混ぜる手間、ネットでレシピを調べる手間を断捨離。きゅうりなどをまるごと塩こうじでもみ、30分おいただけの野菜の「活き造り」。手間なしでも素材のおいしさがグッと引き立ちます。
味つけの仕上げは、各自で
いちいち味見をする手間、家族の好みに味を合わせる手間、味について文句を言われるストレスを断捨離。サラダはオイルをふり、あとはそれぞれお好みのドレッシングや塩をかけて食べます。調理の手間も失敗も減るし、家族も満足です。
※断捨離はやましたひでこさんの登録商標です。
参照:『サンキュ!』9月号「夏は家事の断捨離®で、すっきりさっぱりラク~になろう!」より。掲載している情報は19年7月現在のものです。
撮影/濱田英明 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部
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