「いつもの焼きそば」が麺を放置するだけで「いつもと違うご馳走」になるって知ってた?
2020/04/28
家庭料理をこよなく愛するサンキュ!STYLEライターのapricot projectです。毎日続けられるおいしいレシピを発信しています。
昨日から始めてみた「今日のおひるごはん」レポート。レシピにするほど立派なごはんではないけれど、「もうネタ切れ~!」なときに「こんなのありかも!」と思っていただけたらうれしいです。
失敗作も勇気をもって載せていこうと思うので、「ぷぷ、この家、こんなの食べちゃってる~!」なんて笑いながら気持ちを楽にしていただけたらうれしいです!
これはありかも…!?
本当は普通の焼きそばをつくろうと思ったのですが…朝からつくったり片づけたり、飲み物こぼされたり、ふいたり、レゴやったり工作したり、洗濯したり掃除したり、会議したり、いつも通りわちゃわちゃしながらつくっていたら…意識が朦朧としていたのでしょうか、なぜか具をつくる前に麺だけ先にフライパンに広げてこんがり焼いてしまいました。
でもこれがまさに「失敗は成功のもと!」
家族みんなで「これはもしかしたらいつもよりおいしいかも…」と大興奮。簡単だしおいしいし、わが家ではリピート確定です。
「あんかけ焼きそば」のレシピ
【材料】(3玉分)
焼きそば麺 3玉
牛肉 200g(今日は100gしかなくて…100gで作りました)
ピーマン 2個
たけのこ水煮(細切り) 1袋
もやし 1袋
人参 1本
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ1
オイスターソース 大さじ1.5
鶏がらスープの素 小さじ1
水 1.5カップ
水溶き片栗粉 大さじ2
【つくり方】
1.焼きそば麺をフライパンにうすく広げ、こんがり焼きつける。焼き色がついたら取り出す。
2.フライパンに油をしいて中火にかけ、牛肉を炒める。色が変わったらピーマン、にんじん、もやし、たけのこの水煮を加え、しんなりするまで炒める。
3.砂糖、醤油、オイスターソース、鶏がらスープの素、水を加えて煮詰める。味を見てちょうどよい濃さになったら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、1の麺に添える。
ポイントは「放置する」こと!
焼きそば麺をフライパンに広げて中火で放置…するだけで、こんがり焼き色がついておいしくなるんです。
とにかく薄く広く、フライパン全体に麺を広げて、じっくり放置するだけ!それだけで、こんがり香ばしく、カリっと食感もよく、そのまま食べても止まらないおいしさになるんです!
コツは、一気に沢山の量をいれすぎないことだと思います。わが家は26cmのフライパンで、一度に1.5玉分を焼きました。
かた焼きそばのように油で揚げるわけではないのでヘルシーだし、普通の焼きそばは意外と蒸し加減がむずかしいけれど、これは放置するだけ。本当に簡単です!
ちなみに麺自体に油をまとっているようで、フライパンに油をしかなくても焦げつくこともなく、おいしく仕上がりました。フライパンや麺のメーカーによって異なるかもしれませんが、油少な目で大丈夫だと思います。
まな板いらず!具材は冷凍ストックに助けられました!
さぁ、こんがり焼けた麺をお皿に乗せて、悩みました。「具、どうしよう…。」冷蔵庫には牛肉100gしかなく、ほかの肉魚は冷凍済み。子どもたちはおなかをすかせ始めていて、時間はもうない!
でも、冷凍庫に「お助け食材」発見!
いつか刻んで冷凍した「千切りピーマン」に、
いつか干し野菜にして冷凍した「千切りにんじん」。
冷蔵庫からは、たけのこの水煮(細切り)を発見!
おかげさまで、今日の焼きそばは一度もまな板を使うことなくつくることができました。
お昼に便利な焼きそばのアレンジ法をご紹介しました。みなさんも冷蔵庫に残った肉や野菜と、こんがりおいしい麺であんかけ焼きそばを楽しんでみてはいかがでしょうか?
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。