コーン缶の汁でみそ汁が作れちゃう⁉毎日飲んでも飽きない意外なみそ汁のだし3選
2020/05/07
管理栄養士&食生活アドバイザーでサンキュ!STYLEライターゆかりです。
料理を作ることはもちろん好きですが、それ以上に食べることが大好き!中でも、みそ汁は毎日の食卓に欠かせないほど大好き!ということで、毎日飲むからこそ、飽きずにいろいろ楽しみたいところ。そんな筆者が、飽きずにみそ汁を飲むために使っている【だし】を紹介します。
1. 乾物を使う
乾物といえば?「切干大根」、「干し椎茸」、「干しえび」など、何かしら自宅にはあるのでは。
このどれもが、料理に使う前に、水に浸して戻して使いますよね。その戻した汁(水)で、そのままみそ汁を作ると、じんわりと染み入るような甘味や旨味が詰まっていて、昆布やかつお節などがメインの【だし】とは違った味わいが楽しめちゃいます。
筆者がヘビロテする切干大根を使った【だし】は、サッと水洗いし、みそ汁作りに必要な分量の水に浸して戻したら、そのまま鍋にかけて、お好みの具を加えてみそを溶くだけ!何だったら、戻すのは鍋の中でやってしまえば、洗い物も減らすことができますよ。
2. 缶詰を使う
缶詰といえば?「ツナ缶(水煮)」、「さば/いわし缶」、「スイートコーン缶」など、これらも常備しているご家庭が多いのでは。
缶詰の汁は、汁気を切って中身だけしか使うようなことをしていませんか?特に「ツナ缶」は、原材料のマグロやカツオの旨味がたっぷり残っていますので、ぜひ料理に使ってください!そして、水を加えて薄めるくらいで、みそ汁にちょうどよい風味になるのです。すぐに使わない場合は、小さい保存容器に移して冷凍しておけば、いつでも取り出して温めれば【だし】として活用できますよ。
ほかにも「さば/いわし缶」も同様に、薄めて使っちゃいます。水煮缶であればさっぱり塩味ベースに、みそをちょい足し。みそ煮缶であれば、汁の塩分が濃ければ、みそを加えないこともあります。(ふだんは、汁少なめ+具多めで作るため。汁多めのご家庭は、みそを加えてくださいね。)
意外かもしれませんが、「スイートコーン缶」も使えます。こちらは甘味が強いので、他の【だし】とブレンドしたり、あえて洋風スープを作る時に加えたりしています。
いただきものですが、「かきの水煮缶」も、いい【だし】が期待できそう!ぜひ、ごま油を加えて中華風で楽しみたいと思います。
3. 野菜くずを使う
野菜の皮、ヘタ、根っこなどの野菜くずをまとめてジッパーつきポリ袋に冷凍保存である程度溜め、1~2週間に1度、それらをごく弱火で30分煮出し、ベジブロスを作っています。(種、ワタ、苦味のあるものは除いて使用しています/料理酒を大さじ1杯加えて臭みを抑えています)
玉ねぎの皮がよく混じるので、いつも茶色の仕上がりになりますが、使う野菜の種類や量によって、毎回風味が変わるのを楽しんでいます。そして、野菜しか使っていないのですが、それを【だし】代わりに使って作るみそ汁がおいしいのです!
もちろん、昆布や魚系の【だし】のような力強い風味やコクは無いのですが、みそを合わせることで、ほんのりとした甘味や雑味が、なんともいえない旨味に変わるのです。みそ汁だけでなく、カレーや煮物などの煮込み料理にも使っていますよ。
いろいろな組み合わせを楽しんでみて
そんなものまで使うの?と驚かれるかもしれませんが、旨味は単純ではなく、複雑な味なのです。どれか単一の【だし】が好きという人もいれば、○○と○○のブレンドが好き、など、好みは十人十色。
ぜひ、自分好みの【だし】を見つけて、みそ汁を楽しんでくださいね!!
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。
※ご紹介した内容は個人の感想です。