名もなき家事とお別れ!子6人ママが実践する主婦の負担を減らす「家族で家事シェア」の秘訣

2020/05/22

大分の6児ママでサンキュ!STYLEライターの明日香です。

家事には終りがないと言われますが、まさにエンドレス。負担を感じている主婦のかたがたも多いかと思います。今回は、主婦の家事負担を減らしつつ家族の家事力をあげてしまう、一石二鳥なアイデア、『やめ家事+家事シェア』をご紹介します。

なぜ家事シェア?

なぜわが家は家事シェアを始めたのか。理由は2つあります。

【理由1】主婦の負担が多すぎる!
家事、育児、仕事、地域のお付き合い、こども関連のお仕事などなど、主婦が1人ですべてを請け負っていては疲れ果ててしまいますよね。

【理由2】主婦不在でも困らない家にしたい!
第6子妊娠中に経過が悪くなり、ある日突然私が入院してしまったことがあり(3週間も)、そのときの教訓から家族の家事力を磨いておくことの必要性を痛感したのです。家事力はこどもたちにとっても財産になります。

そんなわけで私は、やめ家事と家事シェアを始めました。

名もなき家事こそオススメ

わが家が家族でシェアしている家事はいろいろありますが、そのなかでもとくにシェアしやすいものをご紹介しますね。

1麦茶づくり
2トイレットペーパーストック補充
3資源ゴミの分別

名もなき家事と呼ばれる家事こそ、じつはシェアしやすいのです。
簡単で単純な作業の名もなき家事は、家事未満のように思われがち。けれど、滞れば家族全員が不便な思いをするのでしないわけにはいかず、意外と主婦の足を引っ張りますよね。

しかし、誰でもできる簡単で単純な作業ならば…夫でも子どもでも、誰がやってもいいわけなんですよね。ぜひともシェアしましょう!

1麦茶づくり

麦茶がたりなければ浄水器の水を飲んでくれと宣言。こどもにも麦茶の作り方を伝授。結果、麦茶派の夫が主に麦茶づくりをするようになりました。

2トイレットペーパーのストック補充

トイレットペーパーのストックをトイレの棚に補充する作業。(付け替えは元々家族の仕事)
やめてよし!!誰でもできます。やめた数日後からは夫が渋々ストックを補充するようになりました。※不便な思いをしたようです…(笑)

3資源ゴミの分別

アルミ缶、スチール缶、瓶、ペットボトル…洗って分別。些細なことです。しかし…どれもこれも私は一切飲んでいないのになぜ私が…?飲んだ人が片づければいい!

2日ほど分別をやめてコンロ脇にソッとためておいたら…それはそれはひどい有り様に。分別作業の必要性を理解してもらえましたよ。上の子4人、週替わりの当番制です。

家族の意識改革

ほかにも、
●洗濯物の裏返し衣類を表に返す作業
●洗濯物をたたむ作業
●お風呂掃除
●食事後の食卓の片づけ
●雑巾がけ
●末っ子(赤ちゃん)の抱っこ係
などなど、たくさんのやめ家事(+シェア化した家事)があります。
少々強引ですが、
『家事=主婦の仕事』という思い込みを
『家事=家族の仕事』と意識改革をしたのです。

それまでは名もなき家事に感謝されたことなんてなかったけれど、意識的に家事シェアをするようにしてからは、お風呂掃除・洗濯物・末っ子の抱っこ係などなど、私がやったときも家族から『ありがとう、助かる~♪』と感謝の声をもらえるようになりました。
(赤ちゃんを抱っこするのは親としてさすがに当然のことなのですが…笑。本当にありがたいです)

家事シェアが続く秘訣

それはズバリ「ありがとう」の一言です。

家族の誰かが家族みんなのために動いてくれたことはありがたいこと。決して当たり前ではないので、ありがとうの言葉は絶対に忘れないようにしています。

そして、何か家事を頼みたいときは「◯◯してもらっていいかなぁ?」とたずねます。絶対に命令口調にならないように気をつけています。

家事シェアは家族の幸せのため

私が過去に入院してしまったとき、家族は料理・洗濯はどうにでもなったのですが…意外にも夫が困っていたのは名もなき家事。ゴミの細かい分別ルール、子どものスケジュール管理、あらゆるストックの補充などなど(1日何度も夫から電話がかかり、病室から指示…笑)

それだけふだん私(主婦)が1人でこなしているのは偉いと思うのですが、私がいなくても家族が困らず生活できるようにしておくことが、いかに大切かがよくわかりました。

結果的にふだんから自分の負担も減らせるし、万が一のときもあわてないし、家族で家事シェアすることは家族みんなの幸せ、なんですよね。

なんとも雑な家事シェアテクニックですが、家事は家族でやるもの。家族みんながお互いに感謝しあえたら、疲れは一気に吹きとびます。ぜひ、やめ家事とともに家族で家事シェアもやってみてくださたいね。


■この記事を書いたのは…■
大分の6児ママライター明日香。
ママのままプロジェクト・ママアンバサダー。いそがしい毎日を楽しむための時短家事や子育てアイデアを提案。6児子育て経験を生かしての子育て相談も好評。ママたちの応援団でありたい。

 
 

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