蒸しトウモロコシのポタージュと朝食

【管理栄養士監修】賞味期限切れの「スープ」はいつまで大丈夫?傷んだときの特徴や保存方法を解説

2020/12/25

手作りのスープの賞味期限はそれほど長くありません。また、保存方法によっては、さらにその賞味期限を縮めてしまう可能性があります。今回は、スープの賞味期限と保存方法について種類別に解説します。

スープの賞味期限は?

灰色の石の背景にクリームとカボチャとニンジンのスープ。トップビュー。
AnnaPustynnikova/gettyimages

スープには中華スープやコンソメスープ、味噌汁などさまざまな種類があり、野菜や肉などの具材も多く使われます。スープの味や具材によって賞味期限は異なります。

タイプもさまざまで、レトルトタイプ、チルドタイプ、フリーズドライ、カップ入りなどがあります。

また、手作りの場合や市販の粉末スープなど、種類によっても賞味期限はさまざまです。この記事では、手作りと粉末スープ、2つのタイプについてご紹介していきます。

賞味期限と消費期限の違い

ここで、賞味期限と消費期限の違いについてまとめます。

賞味期限とは、未開封で保存方法をしっかり守って保存した場合に、記載されている年月日、または年月まで「おいしく食べられる」期限のことです。

賞味期限はスナック菓子・インスタントラーメン・缶詰など、製造・加工されてから、おおむね6日以上期限のある傷みにくい食品に記載されています。またこの期限をすぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

消費期限とは、賞味期限と同じように保存していた場合、記載されている「年月日」まで「安全に食べられる」期限になります。

お弁当・サンドイッチ・生菓子など、製造・加工されてから、おおむね5日以内の傷みやすい食品に記載されています。

もちろん賞味・消費期限ともに、開封してしまうことで、食品の保存状態が変化してしまうため、表示されている期限に関わらず、できるだけ早めに消費するようにご注意ください。

賞味期限がすぎて傷んだスープの特徴

玉ねぎの甘みを引き立てやすい材料を使ったスープ
zepp1969/gettyimages

スープの賞味期限は正しく保存ができていたとしても、それほど長くありません。また、保存状況によってはさらに早く傷んでしまう可能性があります。

手作りの場合は、つくってから日にちが経過していたり、夏場に常温で長時間放置してしまったら、食べる前に必ずスープの状態を確認しましょう。傷んだスープからは、いくつかの特徴が見られます。

特徴1:異臭がする

スープは液体の状態では、ほかの食材や料理と比べると明らかな変色や、カビの発生などは、相当傷むまで見られにくいため、見た目だけでの判断がむずかしい場合もあります。

そのため、スープはまず臭いを確認しましょう。酸っぱい臭いや腐敗臭などがするようであれば、そのスープは傷んでいるので口にするのはやめましょう。

特徴2:味の変化

スープは傷んでくると酸味が強くなります。もともと酸味が強いスープもありますが、その場合はさらに酸味は強くなるでしょう。

スープの傷みは臭いや味で確認しましょう。ただし、傷みが進みすぎている場合は、変色したりカビの塊ができることもあります。明らかに見た目がおかしいと感じた場合は、食べずに処分しましょう。

【種類別】スープの賞味期限は?

白いボウルに野菜を入れたチキンスープ。灰色の石の背景。トップビュー。
AnnaPustynnikova/gettyimages

スープは手作りする場合もありますが、手軽にスープを食べるために粉末タイプをストックしている人もいるでしょう。

スープは手作りと粉末タイプで賞味期限が大きく異なります。また、その保存方法も異なるため、スープを安全においしく味わうためにも、これらの賞味期限と保存方法の違いを把握しましょう。

粉末スープの賞味期限は?

粉末スープの賞味期限の目安は1年ほどです。ただし、商品によって賞味期限は異なるので、必ずパッケージに記載されている日付を確認しましょう。

粉末スープの保存方法は基本的に常温です。ただし、粉末なので水分を吸収しやすく、保存する際には湿気に注意する必要があります。また、未開封であれば賞味期限の長い粉末スープですが、湯に溶かしてスープにした場合は日持ちしないため、すぐに飲みきりましょう。

手作りスープの賞味期限は?

スープの種類によっては、暑い日に常温で放置していると半日ほどで傷んでしまうこともあります。そのため、手作りスープは基本的に冷蔵庫で保存します。

つくり立てのスープは、できるだけ早く冷ますために鍋の底に氷水を当てたり、大きめの密閉容器や保存袋に移して広げ、粗熱が取れたら冷蔵庫へ移すようにしましょう。

スープを保存する際には、冷蔵庫に入るのであれば鍋ごと保存することもできるので、その場合はラップやフタをして密閉するようにし、食べる分だけ取り出して温めましょう。

また、冷凍保存する場合は密閉できる容器などに入れましょう。このときに1回に使う量に分けて保存すると解凍も手早くできます。しかし、こんにゃくや、じゃがいも、たけのこ、豆腐など冷凍すると食感が変わってしまう食材を使っているスープは冷凍に向きません。

スープの種類や具材、調理方法、季節などによっても傷み始める期間は変わるため、手作りのスープは冷蔵で5日、冷凍で1カ月を目安に、早めの消費を心がけてください。また、食べる前には必ず状態を確認し、十分に再加熱するといいでしょう。

スープの活用方法

野菜スープ
Mizina/gettyimages

スープをついつくりすぎてしまうことがあります。何日も食べていると味に飽きてしまうこともあるでしょう。

そのような場合は、余ったスープをスープパスタやリゾット、別のスープなどにリメイクしてみましょう。余ったスープを活用することで、いろいろな料理に活かせます。

賞味期限切れのスープには要注意!無理して食べないようにしよう!

粉末スープであれば長期保存が可能ですが、手作りスープの賞味期限は冷蔵しても1週間も持たない可能性があります。また、正しく保存ができていなければ、さらにおいしく食べられる期間が短くなる可能性があります。そのため、スープの賞味期限や保存方法には注意しましょう。

時間が経ったスープを食べる際には、状態をよく確認して、無理して食べないようにしましょう。

※参考にしたサイト

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


▶公式ブログ:ワーホリ管理栄養士のスマイル食ブログ

 
 

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