夏が終わったらやっておきたいエアコンのお手入れ

2020/09/20

夏のあいだお世話になったエアコンも、秋になって気温が落ち着けば、しばらくのあいだはお休み……でも、休ませる前に何もしなくていいの?今回は「夏の終わりにやっておきたいエアコンのお手入れ」というテーマで、ライターの増田剛己さんに取材をしてもらいました。

夏が終わったら絶対にやってほしいひと手間とは!?

夏は毎日のようにつけていたエアコンですが、秋が訪れて暑さが落ち着けばしばらくは稼働休止。そして、暖房を使うようになる日までエアコンはほったらかしにしている人も多いのではないでしょうか?

ハウスクリーニングのプロに言わせると、夏が終わったら絶対にやってほしいひと手間があるそうです。それをやるだけで、エアコンのカビを防ぐことができるんだとか。

やること1:「送風」ボタンを押して1~2時間稼働

日本のリビングルームでエアコンの電源をオンにする女性コントロール
show999/gettyimages

「エアコンの大敵は水分です。エアコン内に水分が残っているとカビが発生する原因になります」とハウスクリーニングのプロは言います。

では、水分を残さないためにはどうすればいいのでしょうか。「送風を1~2時間くらい行いましょう」とのことで、機種によっては「風だけ」とか「内部クリーン運転」というような機能になっています。風だけを送ってよく乾燥させて、カビの発生を防いでおきましょう。

やること2:フィルターは水洗いしておく

「一般のかたがエアコンの掃除で簡単にできるのはフィルターまで」とプロが言うとおり、エアコンのフィルター部分は簡単にはずすことができます。しかし、使い終わってすぐにはずすのはNGだそうです。

「フィルター部分にはけっこうほこりが付着しているので、そのまま外すとほこりが舞い上がって本体の奥に入り込んだり、下に落ちてしまいます。ですから、まずは掃除機などで表面のほこりを吸い取ってから外しましょう」。

フィルターは水洗いも可能なので、しばらく使わない予定なら入念に水洗いして汚れをスッキリ落としておきましょう。食器用の合成洗剤でやわらかい刷毛などで洗えますが、フィルターはデリケートなので、ハードにこすると破損してしまうのでご注意を。もうひとつ、気をつけたいのが、エアコンは水分が大敵。水洗いしたらフィルターは、よく乾燥させてから装着しましょう。

やること3:内部のカビをかき出す……ただしたいへんです

内部のカビを取り除くことがエアコンクリーニングの本丸ともいえます。プロは水を使って掃除をしますが、素人にもできるのでしょうか?

「やめておいたほうがいいですね。エアコンの電気系統などは水に弱いので、素人がやると故障の原因にもなります」とのこと。

それでも安全な範囲でやっておきたいというかたは、まずは道具づくりから。100円ショップでも売っていますが細長い棒に柔らかいシートが巻きついたものです。これは自作できます。割り箸にキッチンペーパーを巻けばOKです。

そして掃除する前に必ずやってほしいのが、まず、コンセントを抜くこと。そして、吹き出し口の下にゴミ袋などを取りつけておくことです。それで、カビをかき出していきます。ただしかなり根気のいる作業なので、業者に依頼するほうがラクだとは思いますが……。

やること4:「暖房」の機能を試しておく

意外と忘れがちですが、すごく重要なのが「暖房」の機能がきちんと作動するかを確認しておくこと。暖房を使う時期になって、作動しないことがわかるとそれから修理や買い替えを考えなければなりません。業者もいそがしい時期なので、すぐに対応してもえないこともありますから。ちなみに、これは暖房の時期が終わったときも同じ。必ず冷房できるか確認しておきましょう。

まとめ

ハウスクリーニングのプロも指摘するようにエアコンの掃除はプロにまかせたほうがいいようです。しかし、気をつけなくてはならないのは、最後の「暖房確認」はハウスクリーニングの業者でも必ずやってくれるわけではありません。夏の終わりこそ、エアコンの暖房機能をチェックしましょう。エアコンの買い替えや修理はエアコンを使わない時期が最適なのです。

◆監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。

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