【管理栄養士監修】賞味期限切れの「メロンパン」はいつまで大丈夫?傷んだときの特徴を解説!活用方法も
2021/01/28
本記事ではメロンパンの賞味期限について解説します。合わせて、食べきれないときなどの保存方法もご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
メロンパンの賞味期限は?
メロンパン賞味期限は4日ほどに設定されているものが多いです。ですが、種類によっても賞味期限は異なります。
生のフルーツやクリーム類が使われているメロンパンは、当日中に食べきりましょう。保存方法によっても期間は変わってきます。なるべく当日、2~3日ほどで食べられる分だけ買うようにしましょう。
賞味期限と消費期限の違い
ここで、賞味期限と消費期限の違いについてまとめます。
賞味期限とは、未開封で保存方法をしっかり守って保存した場合に、記載されている年月日、または年月まで「おいしく食べられる」期限のことです。
賞味期限はスナック菓子・インスタントラーメン・缶詰など、製造・加工されてから、おおむね6日以上期限のある傷みにくい食品に記載されています。またこの期限をすぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
消費期限とは、賞味期限と同じように保存していた場合、記載されている「年月日」まで「安全に食べられる」期限になります。
お弁当・サンドイッチ・生菓子など、製造・加工されてから、おおむね5日以内の傷みやすい食品に記載されています。
もちろん賞味・消費期限ともに、開封してしまうことで、食品の保存状態が変化してしまうため、表示されている期限にかかわらず、できるだけ早めに消費するようにご注意ください。
賞味期限がすぎて傷んだメロンパンの特徴
自宅で手づくりもでき、コンビニやスーパー、パン屋さんなどでも手軽に手にはいるメロンパンですが、つくりすぎたり買いすぎてしまったり、余ってしまう人も多いのではないでしょうか。
では、賞味期限がすぎて傷んだメロンパンはいったいどうなるのでしょうか。ここからは、メロンパンの賞味期限がすぎて傷むとどうなるのか見ていきましょう。
特徴1:カビが発生する
まず、メロンパンが傷んでしまったことを把握できる状態は、カビが生えた状態でしょう。緑や青、白色のカビなどが発生すると言われています。
カビは目に見えているだけでなく、根が深くパンの奥深くに入り込んでいる可能性があるため、カビが生えている場合はすべて捨ててしまいましょう。
とくに梅雨時や夏場は、湿気が多く気温も高いことから、カビが生えやすいので注意しましょう。
特徴2:異臭がする
腐敗が進んでいると、腐敗臭がしてくるため傷んでいるか見分けることができます。
夏場などは暑いので早く腐敗が進むこともあります。すっぱいような異臭がしたら、かなりの腐敗が進んでいることが考えられますので食べないようにしましょう。
賞味期限がすぎたメロンパンは食べられる?
消費期限がすぎている場合は、安全に食べることができなくなっています。それに対し、賞味期限の場合は、すぎていてもすぐに食べられなくなるわけではないですが、風味が損なわれている可能性があります。
賞味期限をすぎたメロンパンを口にする前に、正しい保存方法をしていたかどうか、カビが生えていたり異臭がしないか、味は大丈夫かなどを確認して、自己責任で判断しましょう。
メロンパンの保存方法
期限までに食べきれないメロンパンは、どのように保存するとよいのでしょうか。常温保存、冷蔵保存、冷凍保存など保存方法はいくつかあります。
ここからは、それぞれのメロンパンの保存方法を見ていきましょう。今回は、余ったメロンパンの活用方法も紹介します。
常温で保存する
消費期限内の3日くらいまでに食べ切るのであれば、常温保存がおすすめです。
ただし、夏場や梅雨時は高温多湿の環境となって傷みやすいため、なるべく早く食べ切るようにしましょう。また、生のフルーツやクリーム類が入ったパンは傷みやすいので、常温では長く保存しないように注意が必要です。
しっかりと空気を抜いて密封し、直射日光の当たらない涼しい場所に保存しましょう。
冷蔵で保存する
冷蔵するのであれば、冷凍保存のほうがおすすめです。
冷蔵保存の場合、低温や乾燥によってパサついた食感になる可能性があるため、開封前、開封後、どちらもすぐに食べないのであれば、冷凍保存するとおいしく長持ちさせることができるでしょう。
しかし、夏場の時期やクリーム類などが入っている場合は、冷やして食べることを推奨されているメロンパンもありますので、その場合はパッケージの表示に従いましょう。
冷凍で保存できる?
パンは冷凍保存に向いている商品と言われています。常温保存のパンは日にちが経つほど風味が落ちたり、乾燥しておいしさが失われやすくなります。そのため、すぐに食べないのであれば、なるべく早いうちにラップや保存袋などに入れて密封し、冷凍保存をするとよいでしょう。
食べるときは、凍ったままトースターで焼くこともできますが、自然解凍してから予熱したトースターなどで焼いたほうがおいしく食べられると言われています。
長期保存が可能ですが、冷凍保存であっても風味などが低下していくので、2週間くらいまでを目安に食べることをおすすめします。
余ったメロンパンの活用方法
ここからは、余ってしまったメロンパンの活用方法を紹介します。
メロンパンに生クリームやカスタードクリームをはさんだり、アイスをはさむのもよいでしょう。また、フルーツをはさんでも相性がよいです。
ほかにも、チーズをはさむとメロンパンの甘さとチーズの塩気が、甘じょっぱくておススメです。
ほかにもいろんなアレンジを加えてみて、お気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょうか。
賞味期限切れのメロンパンには要注意!無理して食べないようにしよう!
メロンパンは賞味期限までに食べるのがよいですが、食べきれずに期限が過ぎてしまった場合は、注意しましょう。
賞味期限切れのメロンパンを食べる場合は必ず状態を確認して、自己責任で判断しましょう。カビが生えていたり、異臭や味に異変を感じた場合は、食べるのを避けるようにしましょう。