水も洗剤も不要!めんどうな玄関掃除を簡単にする方法
2022/05/27
玄関掃除のポイントについてご紹介!まずは、サンキュ!STYLEライターのいつきさんが実践している、水も洗剤も不要な掃除方法についてご紹介します。
「幸運は綺麗な玄関から入ってくる」こんな言葉を聞いたことはありませんか?
風水では玄関から運気を招き入れるといわれています。あれこれラッキーアイテムを取り入れるのも良いかもしれませんが、玄関を毎日綺麗に保っているほうが、運気アップの近道なのではないかと思っています。
※本記事は、過去に掲載した以下記事を統合したうえで一部編集を加えたものです
■掃除のプロが教える「玄関掃除」でやってはいけないワースト4(2020/11/30掲載)
■水まきも洗剤も不要!めんどうな玄関掃除を簡単にする方法(2022/02/13掲載)
■水も洗剤も不要!めんどうな玄関掃除を簡単にする方法(2021/11/06掲載)
玄関掃除ってなんだか億劫。
毎日綺麗にしないと、と思っていても、なんだかやる気がおきない。それってもしかして、「洗剤が必要」「デッキブラシでひたすらゴシゴシしなくてはいけない」「水をまいて、乾かして、時間がかかる」そう思っていませんか?
実は私がそう思っていました。それでは毎日の綺麗をキープすることができません。そして、自分に合ったやり方ではないので、やる気がおきないのです。
アズマ工業の玄関・タイルブラッシングスポンジ
120年の歴史があるアズマ工業の「外壁・玄関タイルブラッシングスポンジ」。
商品サイズ 約19.8×8×105cm
重量 約230g
我が家の玄関タイルは真っ白で汚れが目立つ上、表面がザラザラしているのでメラミンスポンジは削りカスが出てばかりで掃除が捗らず、古タオルで拭き取るだけでは汚れが落ちません。
このブラッシングスポンジは、そんな我が家にピッタリでした。
玄関のタタキは、水をまいて丸洗いをすると周りの木材が腐ったり、タイルの目地から水が染み込んでシロアリの被害にあいやすくなるそうです。
そうならない為に、玄関掃除はさっと終わらせる必要があります!
玄関掃除がラクに
まずはほうきでゴミを掃き出しておきます。ブラッシングスポンジに少し水を含ませ、玄関タイルをこすって汚れを浮かせます。そうしたらすぐに古タオルで水分を拭き取り、終了です。
ものの数分で終わり、仕上がりも驚くほど綺麗。玄関に水をまかず、洗剤もいりません!今まで一生懸命掃除をしてきましたが、このブラッシングスポンジが一番綺麗になると感じています。スポンジなので強い力も必要ありませんでした。
柄つきで姿勢もラクラク
ブラッシングスポンジは柄つきタイプとハンディタイプがありましたが、ラクな姿勢で掃除をしたいので柄つきタイプを選びました。
頑固な土汚れのあったタイルも、ブラッシングスポンジでこすると汚れがどんどん浮いてくるのがわかります。
作業はたったこれだけ!軽い汚れであれば5分から10分ほどで掃除ができてしまうのです。
めんどうな玄関掃除も、水まき・洗剤不要のアイテムを選ぶことで簡単に行えるようになります。
玄関をキレイにして、運気を上げていきましょう。アズマ工業のブラッシングスポンジ、ぜひご参考になさってください。
じつは意外と多い「玄関掃除のNG行為」
ここからは、ハウスクリーニングのプロによる「玄関掃除のNGの行為」についてご紹介します。
ハウスクリーニングのプロによれば、一般の人による玄関掃除にはNG行為がずいぶんあるそうです。
「玄関の掃除に限ったことではありませんが、一般の方はすぐに掃除に取り掛かられますね。プロは掃除をする前の準備を必ずします」。たしかに我々は掃除といえば、なんとなくすぐに始めてしまいます。さらにプロは「掃除の終わりもプロと一般のかたでは違うことが多いですね」とも話します。最後に何が必要なのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
NG行為1:いきなり水をまく
玄関のお掃除といえば、靴を脱いで家に入る「たたき」ですね。タイルのことが多いと思いますが、ここにいきなり水をまいたり、洗剤などを吹きつける人はいませんか?それはNGなんだそうです。「水を最初にまいてしまうと、汚れがタイルなどにこびりついてしまって取れにくくなってしまうのです」とのこと。まずは、ほこりなどを取り除いてから水をかけましょう。
NG行為2:いきなりほうきで掃く
靴入れなどを含めて、玄関全体をお掃除するなら、いきなりほうきで掃くのもNGだそうです。「玄関を掃除する場合は、まず玄関に置かれているものをほかの場所に移動しましょう」。例えば、靴や傘立てなどです。また、靴入れもいっしょにお掃除するなら、そこに入っている靴も移動させておくといいそうです。先に床を掃いて、それから靴入れの掃除をすると再びほこりが床に落ちて二度手間になるからです。
「最初にどの範囲を掃除するかを決めて、高い所から掃除していきます」。たとえば、天井や玄関の照明器具もお掃除するならまずはそこから始めるのがいいそうです。
NG行為3:いきなりドアノブなどを水拭きする
玄関のお掃除でついつい忘れてしまいがちなのが、ドアノブやインターホンなどです。ここは来客が最初に目にする場所なので、忘れずに掃除しましょう。ただし、いきなり水拭きしたりするのはNGです。理由はたたきにいきなり水を流すのがNGだったのと同じ。まずは、乾いたぞうきんでほこりなどを取ってから水拭き、あるいは洗剤などで拭き取るといいそうです。
NG行為4:水を流して終了する
玄関のお掃除というと、最後は水を流して終了という人も多いのではないでしょうか。プロに言わせるとこれもNGなんだそうです。掃除の最終段階は乾燥させること。濡れたままで利用するとさらに汚れてしまいます。
プロによれば「水を流した後で乾いたぞうきんで拭いたり、新聞紙などで広げて水分を取ったりしてください」とのことです。ビルやコンビニの清掃で業務用の扇風機で床を乾かしているのを見たことがあるかもしれませんね。乾燥させるというのも重要な掃除の工程のようです。
掃除を習慣づけるコツ
最後はサンキュ!STYLEライターのシンプリストうたさんが、めんどうな玄関掃除を簡単にするために心がけていることを紹介します。
工程が多ければ多いほど、掃除に取りかかるのも勇気がいるものです。
そもそもマンション住まいでは、水まき禁止のところも多く、ガッツリ水をまいて掃除することもできません。掃除を習慣づけるためには、なるべくアクション数を減らしてあげることがポイントです。こちらでは、掃除を習慣づけるコツを紹介していきます。
ほうきとチリトリを出しっぱなしにする
まずは、ほうきで砂やホコリを取り除いてあげましょう。時間に余裕がないときは、これをするだけでも効果的です。
取りかかりやすいように、掃除用品をあえて出しっぱなしにしてもOKです。
マグネットがつく玄関扉には、マグネットフックにかけることで浮かせることもできます。
見た目もシンプルなデザインであれば、出しっぱなしにしていても邪魔になりません。
見える化することで、自然と意識するようになるので、掃除頻度を上げることができます。
ウェットティッシュを玄関に常備しておく
拭き掃除には、ウェットティッシュがオススメです。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、ウェットティッシュの代わりに「おしりふき」を置いておくのもよいかもしれません。おしれふきは水分量が多いため、ガンコなこびりつき汚れもしっかり拭きとってくれるんです。
1枚あたり約1.2円なので、1日1枚使っても1カ月で30円台と、コスパがよいのも魅力的です。
これを玄関に常備しておくとよいでしょう。
タイルだけではなく靴箱の掃除にも使えるので、これひとつで玄関のキレイがキープできるのです。
習慣とセットにすれば続く
継続するためには、掃除をするタイミングも重要。毎日必ず行うこととセットにしてみると、継続しやすくなります。
「幼稚園に子どもを送って帰宅したとき」「ゴミ出しのタイミングで」など、朝の習慣とセットにすると、気持ちよい一日のスタートがきれそうです。
工程数を減らし、取りかかりのハードルを下げてあげることで、ムリなく継続することができます。1日2分の小掃除習慣で、玄関をすっきりキレイに保てますよ。
まとめ
玄関に限らず、ハウスクリーニングのプロは段取りを重視します。どういう順序で掃除をするのが効率的かを考えて掃除を始めるのがいいようです。最終的にはしっかり乾燥させて玄関の掃除は終了するということを考えると、玄関の掃除に適しているのは雨の日よりもしっかり乾燥できる晴れた日がよいようです。
毎日の掃除で綺麗をキープして、運気アップさせましょう!