【保存版】ご飯をおいしく保存する冷凍のコツ5選!期限・容器・解凍法を調理師が解説
2022/03/03
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温め直しでもご飯を美味しく食べたい!という方、必見!
ご飯を美味しく保存するための冷凍のコツを5つを紹介。冷凍保存がおすすめの理由、冷凍ご飯の賞味期限や解凍法、おすすめの保存容器も解説します。温め直しでも美味しいご飯の保存法!決定版です。
ご飯を一番おいしく保存するなら冷凍!コツ5選
①保存のタイミングは炊き立て
ご飯は炊き立てが一番おいしい状態で、時間がたつにつれ味は一気に落ちていきます。
そのため、炊き立てを湯気ごとラップに包んで、水分を逃さないようにすることが大切です。
②ご飯は冷凍保存!のメリット
ご飯は0度以下で保存すると、炊飯によって柔らかくなったでんぷんがそのまま凍るんです。ご飯に含まれるでんぷんは美味しさの元!
そのため、解凍後も味が落ちにくく、再び美味しいご飯を食べることできます。
③一食分ずつ平たくして保存
一食分(お茶碗一杯分、約160g)ずつ平たくして冷凍すると、解凍時に温めムラが少なく、美味しく食べることができます。
また食べる時にも1回で一食分を温められるから便利!多過ぎて余らせることもありません。
④水分を逃さないようにぴったり包む
ご飯は水分が減ると、どんどん美味しくなくなります。
湯気の出ている熱々の状態でラップするとラップに水滴がつきますが、実はその水滴こそが大事!レンジで温める時に蒸気になってご飯の中に戻り、甘いツヤツヤのご飯を作ってくれるのです。
⑤冷凍庫に入れるのは粗熱をとってから
本来は熱々の上記④状態で、急速に冷凍するのがベスト。冷凍するご飯の量が1〜2個と少量だったり、自宅の冷蔵庫に急速冷凍専用の場所があれば、熱々の状態で冷凍しましょう。
普通の冷凍庫の場合、熱々のものを入れて冷凍庫内の温度が下がると、他の冷凍食品に霜がついたり、味が劣化することがあるので注意が必要です。
普通の冷凍庫に入れる場合は、その前に常温程度まで温度を下げてから入れましょう。
ご飯が冷凍されたら、霜や他の食品の臭いが移るのを予防するため、ファスナー付き袋(ジップロックなど)にまとめて保存するのが◎!
賞味期間は1カ月が目安
ご飯は冷凍してから一カ月以内に食べきりましょう。
1カ月を過ぎても問題なく食べられますが、いくら冷凍といえども味は落ちていきます。
保存する際には、ご飯を冷凍した日付メモをラップに貼って、古い順に食べられるようにするのがおすすめです。
ラップ以外の容器は使える?
ラップ以外でも、フタがある小さめの容器(タッパ―など)ならOK!
その時、容器内に空間ができないよう、ご飯をふわっとしつつも満杯に詰めて冷凍するのがポイントです。
ぎゅうぎゅうに詰めるとご飯がつぶれて味が落ちてしまうので、優しく満杯がコツです。
ご飯用の冷凍用に便利な保存容器もおすすめです。
冷凍ご飯の解凍はレンジが◎!自然解凍は×
冷凍ご飯はレンジで解凍が◎!600Wで2~3分が目安です。
時間に余裕がある時やより美味しく解凍したい場合は、以下のこだわり解凍法を試してください。
●ご飯のこだわり解凍法
レンジで600Wで、1~2分ほど解凍し、ご飯をほぐしてお茶碗に入れる
↓
ご飯を包んでいたラップをお茶碗の上にかけて、そのまま再度1分ほど温める
↓
この方法だと、温まりのムラがなく美味しく仕上がるだけでなく、そのまま食卓に出せて便利!
ご飯は冷凍で保存が鉄則!冷蔵がNGなワケ
残ったご飯を、冷蔵庫に入れて保存すると、白くポロポロになってしまい、レンジで温めても、粘りや甘みがない、ちょっと残念なご飯になってしまいます。
この理由は、炊飯で柔らかくなっていたご飯のでんぷんが老化し固くなったことで起こります。
ご飯のでんぷんを老化させる温度は3~6度。一般的な冷蔵庫の設定温度は2~6℃ですから、残念なことに、冷蔵庫はご飯を老化させるのにぴったりな温度なのです。
それゆえでんぷんの老化が起こらない0度以下の冷凍保存が最適なのです。
ご飯の冷凍保存をうまく活用しよう!
仕事や子育て、介護など、日々忙しい方は、休日にたくさんご飯を炊いて、一食分ずつ冷凍しておくと、炊く手間と洗い物を減らすことができます。
毎日食べるご飯だから、手軽においしく食べる工夫をしましょう。
もしも、いつも忙しくがんばり過ぎていて疲れ気味なら、年に1度の家事代行で主婦の休日、子供との時間を作ってみませんか?
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