【知っていると自慢できる!?】難読漢字クイズ「不如帰」はなんて読む?
2021/07/05
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「不」と「如」と「帰」で「不如帰」。
漢文のような読み方をすれば「帰るに如かず」となります。帰ることに勝るものはない、つまり「帰りたい」というような意味になりますね。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ほととぎす」でした!
カッコウに似た鳥で、夏の夜明けにけたたましく鳴くことで知られるホトトギス。古い時代から日本人に愛された鳥で、よく和歌の題材にされています。「不如帰」の漢字は、中国の故事からとられたものなのだとか。
また、「ほととぎす」の漢字表記は非常に多くのパターンがあり、「時鳥」「子規」「杜鵑」「霍公鳥」など主なものだけでもかなりの数に。「子規」は「正岡子規」の名前の由来になったものです。
田植えの時期に鳴くことや鳴き声が不吉に聞こえることなどがさまざまなイメージをかきたて、たくさんの表現を生んだのかもしれませんね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。