【8月のアクション】夏休みの自由研究!みらいの食&ベジミートを作ってみよう
2021/08/17
食品ロス削減&最後まで食べ切るのはSDGsの大事な考え方!そこで、みらいのお肉として注目のベジミートをご紹介します。豆腐だけで簡単につくれて夏休みの自由研究にぴったり。そぼろのお肉と比べてみましょう。
<教えてくれた人>
料理研究家・食品ロス削減アドバイザー 島本美由紀さん
「食品ロス削減は家庭の冷蔵庫から」をテーマに食品ロスについての講演や食品保存、冷蔵庫収納などを数多く提案。『野菜まるごと冷凍テクニック』(パイインターナショナル)。
What's SDGs?
【持続可能な社会のための世界の目標】
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、15年に国連サミットで193の国と地域が採択した17の目標のこと。環境や貧困についてや、働きがいやジェンダー平等など幅広い目標があります。
SDGsの17の目標
【1】貧困をなくそう
【2】飢餓をゼロに
【3】すべての人に健康と福祉を
【4】質の高い教育をみんなに
【5】ジェンダー平等を実現しよう
【6】安全な水とトイレを世界中に
【7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
【8】働きがいも経済成長も
【9】産業と技術革新の基盤をつくろう
【10】人や国の不平等をなくそう
【11】住み続けられるまちづくりを
【12】つくる責任つかう責任
【13】気候変動に具体的な対策を
【14】海の豊かさを守ろう
【15】陸の豊かさも守ろう
【16】平和と公正をすべての人に
【17】パートナーシップで目標を達成しよう
今日からSDGsを実践しよう!
自由研究で「ベジミート」を作ってお肉と比べてみよう!
簡単なので親子でぜひ作ってみて。ベジミートはダイエットに使えたり、お金の節約になったりと、魅力も多いのでふだんから活用を。
材料(作りやすい分量)
豆腐…1丁(木綿・絹ごしはお好みで)
作り方
(1)豆腐は水気を拭き、横長に半分に切ってから幅1cmに切る。
(2)バットにラップを敷き、切った豆腐は間隔を空けて並べ、ラップを掛ける。冷凍室で一晩凍らせ、ジッパーつき保存袋に移す(この状態で3週間ほど保存可)。
(3)冷蔵室で一晩おいて解凍する。
(4)1枚ずつ両手ではさむようにしてギュッと水気を絞る。絹ごしはくずれやすいので注意して。そぼろ肉風にする場合は、手でほぐせば完成!
こんな料理に!
おすすめはから揚げ!から揚げはベジミートにやや濃いめの下味をしっかりしみ込ませ、小麦粉と片栗粉をまぶして揚げたらでき上がり。ほかにもドライカレーやそぼろも美味。
自由研究
そぼろのお肉と比べてみよう!
ベジミートと本物のお肉の見た目や香り、実際に食べたときの食感や味の違いを比べてまとめてみましょう!
レシピ提供:渡部和泉
"みらいの食"として注目度がUP!"虫"を使った食品が増えているってホント?
虫は高たんぱくながら、少ない資源で生産ができるため、注目度が高まっています。無印良品でもせんべいが発売され話題になりました。日本では「イナゴのつくだ煮」など、実は昔から虫を食べています。世界ではどうか自由研究で調べてみてもgood!
味は普通のせんべい!
コオロギせんべい¥190(税込み)/無印良品
参照:『サンキュ!』2021年9月号「今日から親子でちょっぴり"SDGs生活"始めます!」より。掲載している情報は2021年7月現在のものです。イラスト/まいこ レシピ協力/渡部和泉 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部