これがあれば「いつもの焼肉」が「本場韓国風」に!韓国マニアが必ず用意する4つのものとは!?
2021/12/11
毎日の食事・ドラマや音楽など、日々の生活に韓国文化が浸透しています。なかでも、韓国風の家庭料理といえば焼肉ですよね。
これがあるだけで、普通の焼肉が本場韓国風に早変わりするという4つの品を、韓流マニアで韓国ドラマライターのJUMIJUMIさんに教えてもらいました。
韓国の焼肉はどんなもの?日本との違いは?
韓国といえば焼肉!というイメージがありますよね。私が韓国に留学しているときも、網を囲んで焼酎を飲みながら大勢でワイワイ焼肉を食べる機会がたくさんありました。
ではここで韓国と日本の焼肉文化の違いを簡単にご紹介します。
日本の焼肉店は豚・牛・鶏・ホルモン・ご飯もの・麺類・デザートなどメニューが豊富で、一度でいろいろなものが楽しめるお店が多いです。
それに対して韓国ではサムギョプサル店(豚の三枚肉)・カルメギ肉店(豚の横隔膜、いわゆるハラミ)・コプチャン店(牛ホルモン)・国産牛店など、その部位に特化した専門店が多いので、その日食べたい肉の種類でお店を決めます。メニューも多くありません。
また日本では焼いた肉を食べてご飯をかき込む!という食べ方が多いかと思いますが、韓国では肉と野菜をいっしょに食べるのが主流です。
韓国の食堂では注文しなくてもパンチャンと呼ばれる常備菜のようなおかずが出できます。焼肉店ではパンチャンや、肉といっしょに食べる薬味となるようなものが出てきます。そしてサンチュに肉とパンチャンや薬味を乗せて巻き、大きな口で豪快に食べる!これこそが韓国式の食べ方です。
お肉だけではなく野菜もいっしょにたくさん食べるので罪悪感も少し減り、栄養バランスよく楽しめるのが韓国焼肉のよい点ではないでしょうか。
韓国マニアが必ず用意する4つとは?
韓国マニアの私が家で焼肉をするときに必ず用意するものは、下記の4つです。家庭で簡単に用意できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
1:サンチュ
スーパーでも「サンチュ」として売られている葉野菜です。韓国ではサンチュのほかにエゴマの葉をよく食べます。
私は一度にたくさん食べるので、値段によってはサニーレタスなどで代用しています。
キムチ
わが家では常に冷蔵庫にある必需品。キムチがあるだけで韓国感がグッとアップしますね。
もやしナムル
意識的に野菜をとるために野菜のナムルを一品用意します。箸休めとしてもピッタリです。わが家では子どもたちが好きなもやしナムルをつくることが多いです。
玉ねぎ漬け(ヤンパジャンアチ)
スライスした玉ねぎと生のニラを、ヤンパジョリムというソースに30分ぐらい漬けておいたものです。
これがあることで肉の油っぽさをサッパリとさせてくれて、またおいしく肉を食べることができます。肉で胸焼けしやすい人にはとくにオススメしたい一品です。
私は韓国の大手食品メーカー・オットゥギのこのソースを使っています。韓国の焼肉店で食べた味をそのまま再現できます!
キュウリやトマトなどお好みの野菜を漬け込んでおけば、おいしいピクルスもできます。
最近では韓国食品を扱っているお店などで見かけることも増えてきましたが、Amazonや楽天などでも手軽に購入できます。
これが私の最高の食べ方!
材料の準備ができたら肉を焼きましょう!サンチュを広げたら、まず白米を一口ぶん程度、その上に肉・キムチ・ナムル・玉ねぎ漬けを少しずつ乗せます。サンチュで包み込んだら、恥ずかしがらずに大きな口を開けてパクリ!
これが韓国マニアがすすめる韓国式の食べ方です。サンチュにご飯もいっしょに巻くというのがポイント!これは私も現地で学びました。
すべて味つけの違うものですが、肉の油が全体を包み込んでほどよく中和してくれます。ご飯にもそれぞれの旨味が染み込みます。
とくに玉ねぎ漬けのおかげでさっぱりと食べ進められますし、いろいろな食感で口の中がにぎやかになりますよ!ぜひ一度お試しください。
■執筆/JUMIJUMI…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。
編集/サンキュ!編集部
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。