【要注意!】実はやってはいけないキッチンシンクのお掃除法3選!
2021/12/11
整理収納アドバイザー×クリンネストのサンキュ!STYLEライター中里愛子です。整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。
毎日使うキッチンはいつもキレイにしておきたいですよね。
しかし、キッチンは様々な材質が使われ、構造も複雑。掃除には注意が必要です。「えいっ、やー!」と勢いでやってしまうと、取り返しがつかなくなることもあります。
そこで今回は、複雑なキッチンの中でも、やってはいけないシンクのお掃除法を3つお伝えしたいと思います。
1 シンクをスポンジでクルクル磨く
ステンレスシンクには「目」があります。ステンレスの目を無視して、円を描くようにスポンジで磨いてしまうと、傷が入りやすく、輝きが失われてしまいます。
また傷ついたシンクは見た目が悪いだけでなく、汚れが付きやすくなります。必ず目に沿って磨きましょう。
2 歯ブラシで排水口を掃除する
キッチンの排水口を歯ブラシで掃除していませんか?細かく磨ける歯ブラシは便利ですが、実はNGです。
理由は、排水口に歯ブラシを落としてしまうリスクが高いからです。気を付けていても、濡れた手で、更に洗剤を使っていると滑りやすく、「あっ!」と思った瞬間、すでに排水管まで落ちてしまっています。運が良ければ長い棒などで取れることもありますが、業者を呼ばないと取れないことも少なくありません。
排水口を掃除する際は、柄が曲がっているなど、排水管より大きい物を選びましょう
3 排水口に熱湯を注ぐ
排水口はヌメリがあって、掃除が苦手な方も多いことでしょう。対策として熱湯を注ぐ方もいらっしゃいますが、NGです。
ヌルヌルの原因は主に雑菌です。熱湯は確かに対策にはなるのですが、排水口の先にある排水管は塩化ビニルといって、あまり熱に強い素材ではありません。熱湯を直接注ぐと、破損や水漏れの原因になってしまいます。
ヌルヌルの対策には、こまめなお掃除が一番有効です。週1回程度お掃除しておけば、雑菌の栄養となる汚れが溜まらないので、ヌメリの発生を抑制します。ヌメリが出る前に掃除しておけば、さほど恐れる必要はありません。
マメにお掃除を
さて、キッチンのシンク掃除についてお伝えしましたが、マメなお掃除をしていれば、特別な洗剤や道具を用意することなく、スポンジと食器用洗剤で十分キレイになります。
ラクにキレイをキープしたいなら、毎日の食器を洗う流れでシンクをお掃除してしまうことをお勧めいたします!
この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級講師×クリンネスト講師 家事代行最高ランクキャスト
家事ベタさん応援!捨てられるマインド・簡単お掃除法・片付く仕組み作りなどを提案!
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