業務スーパーの「オートミール」はどうやって食べるのがおすすめ?料理のプロが解説
2022/05/26
業務スーパーのおすすめ商品を、アスリートフードマイスター2級の資格を持ち、家庭料理のお店で料理長として勤務する調理師のタナカ*タカコさんに教えてもらいました。
500g入りで200円以下の業務スーパー「オートミール」
今回ご紹介するのは、業務スーパーの「オートミール」。500g入りで価格は167円(筆者購入時点)となっています。
ダイエット食材としても昨今注目が高まっているオートミール。えん麦(えんばく)という麦の皮をむいて調理しやすく加工したものです。
調理方法はじつに簡単。オートミールを大きめの器に入れ、水を入れて、レンジで加熱するだけ。
商品パッケージには水を牛乳に変えてもいいと書いてあったので、今回は水と牛乳の2パターンつくって食べ比べをしてみました。
水か牛乳を入れて、3分で完成
まずは40gのオートミールを器に入れて、水を250㏄注ぎます。たっぷりの水を入れるので、大きめで耐熱のどんぶりがオススメです。
加熱はラップをせずに電子レンジ500Wで3分。
熱々になっているので、レンジから取り出すときはやけどをしないように注意してください。よく混ぜれば完成です。
同じ作り方で牛乳バージョンもつくってみました。牛乳バージョンは、水でつくったものよりも少しゆるい感じの仕上がりになりました。
水と牛乳、どっちのオートミールがおいしい?
水でつくったもの(写真下段)と牛乳でつくったもの(写真上段)をそれぞれ3つにわけて、いろいろな味を試してみました。
水×オートミールはシンプルで食べやすい味
まずは水でつくったもの(写真下段)を左から、シンプル塩味、鮭フレーク&しらす、塩こんぶ&白ゴマ&ごま油で味付けして食べてみました。
塩味は「麦のクセがあったりして食べにくいかな~」と思ったのですが、そんなことはなく、シンプルで食べやすい味でした。
鮭フレークしらすは、朝ごはんに食べたい味。塩味がものなりないときは、しょうゆを少し加えるとよさそうです。
塩こんぶごま油は、よく混ぜてこんぶがふやけてからがおいしい。ごま油の効果なのか、冷めても硬くなりにくいので、お弁当にも持っていけそうな気がしました。
牛乳×オートミールは飲み物感覚でおいしい
牛乳でつくったものは、3つとも酸味のない温かいヨーグルトドリンクのような違和感のないおいしい味でした。少しシャバシャバしているので、食べるというよりは飲むような感じ。
好みのシュガーやはちみつ、ジャム、ココアなど、甘いものが食べたいなーと思うときに、さっとつくれておなかも満たされそうです。
オートミールはしょっぱい系も甘い系もイケる!
オートミールの魅力は豊富な食物繊維と調理のしやすさ。個人的に「クセがあるから、好き嫌いが分かれる」というイメージがあってなかなかチャレンジできずにいたのですが、今回初めて食べてみて、しょっぱい系も甘い系も予想を上回るおいしさでした。
今回ご紹介した業務スーパーの「オートミール」は、500g入りで167円と、試しやすい量と買いやすいお値段かと思います。オススメです。
◆執筆/調理士 タナカ*タカコさん
サンキュ!公式インスタグラマー、アスリートフードマイスター2級。家庭料理のお店で料理長として勤務の傍ら、SSS-Style+フード部門担当としてお料理講座や調理代行サービスを行う。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。
※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。