「じょろうばな」ではありません!はなやかな雰囲気の「女郎花」はなんて読む?
2022/09/16
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。
漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「女」に「郎」に「花」で「女郎花」。
「じょろうぐも(女郎蜘蛛)」から連想して「じょろうばな」と読む人もいそうですが、残念ながらそこまで簡単ではありません。
「女」という字にヒントがありそうです。いろいろ推理してみてください。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「おみなえし」でした!
今ではさほどメジャーな花ではありませんが、秋の七草の1つとして知られています。秋の七草は、ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、ススキ、ナデシコの7つ。
食用ではなく、観賞用の花を集めたものです。
漢字から連想される通り、おみなえしは女性らしい雰囲気の花。すらりとして上品でなよやかで優しい感じですが、派手な花ではありません。
小さな黄色い花を茎の先にたくさんつけます。
「おみな」というのは「女性」という意味。実は近縁種に「おとこえし」というのもありますよ。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。