虫の王様?強いのかえらいのか……難読漢字クイズ「蝗」はなんて読む?

2022/10/05

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「むしへん」に「皇」という字を書いて「蝗」。

「皇」といえば「皇帝」という言葉がまっさきに思い浮かぶ人も多いことでしょう。

なんとなくイメージ的に、強そうでえらそうなかっこいい虫を想像してしまいます。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。















正解は……

正解は「いなご」でした!

田んぼの中でよく発見される、バッタに似た昆虫ですね。イネ科の植物を食べるため稲の害虫とされ、「稲子」と書いて「いなご」と読むこともできます。

食べられる昆虫なので、つくだ煮として売られているのを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。戦時中は貴重なたんぱく源として利用されていたそうです。

ちなみに中国では「蝗」と書くとバッタの意味になるそうです。「螽」と書いても「いなご」と読めますが、「螽斯(しゅうし)」だとキリギリスのことになりややこしいですね。

「稲子」と書くのが一番イメージが伝わりやすく、誤解されにくいかもしれません。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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