若い女性のクローズアップ囁く

SNSの投稿を監視、意識高すぎ‥…ママ友グループで嫌われがちなママの言動5選

2022/10/03

ママ友グループ内で嫌われてしまうママの言動について紹介。教えてくれたのは、「恋人・夫婦仲相談所」の所長で、過去には大規模ママ友サークルを運営していた経験もある三松真由美さんです。

会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、We...

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専門家が実際に聞いた、嫌われママの言動とは!?

同じ病院での同期出産ママ友からはじまって、公園ママ友、習い事ママ友、保育園・幼稚園に入れば同級生ママ友、小中学校では部活ママ友など、子どもの成長や活動の変化に合わせて、関わるママ友たちも変化します。

つまり、新しい「場」に参加するたびに、そこに存在するママ友コミュニティとどのように関わっていくか、という問題に直面し続けることになります。

どのグループに入るのか?あるいは、どこにも属さず一匹狼で過ごすのか?さらにグループに参加した後に、その中でどのような立ち位置をキープするべきか……ママたちの悩みは尽きません。

せっかく入ったグループの中で、孤立しないようにするためにはどうしたらよいのか。

今回はママ友グループの中で嫌われてしまいがちな言動について筆者が聞いた事例をあげてみます。

1.一言多いママ

おしゃべりで、陽キャなA子さんは、気さくで誰とでもすぐに仲よくなるタイプ。しかし、「余計な一言」をつい口にして墓穴を掘ってしまいます。例えば

「Bさんは着やせして見えるけど、脱ぐと腕がメチャクチャ太いよねー」
「Cさんは目が一重で地味顔だから、メイク映えしますね」
「D君、偏差値低い学校だけど、特進クラスだからいいじゃないですか」

などなど……誉めているのかいじっているのか微妙なコメントが多く、言われた相手が気分を害しがち。最近はグループ内で浮いた存在になっているのだそうです。

2.ネガティブ女王ママ

内気なE子さんはいつも控えめで、周りから促されないと自分の意見を言わないタイプです。誰かが話を振ってあげると口を開くのですが、出てくるのはネガティブな内容ばかり。例えば

「この後、いつものお店にランチに行かない?」

「でも最近、全メニューが100円値上げになったので行きにくくなりましたよね。さらに昔より不味くなったし、行く価値が下がった気がします」

「今度みんなで温泉旅行にでも行きたいね」

「でも子どもたちを連れて行ったら温泉でもどうせゆっくりできないし、お金と時間をかけて行っても結局疲れるだけですよね」

「その服ステキね」

「本当はもっと安くて好きな色の服があったんだけど、見つけた日は時間がなくて買えなかったの。翌日その店に行ったら、もうその服がなくて、仕方なく買った服だから、あまり好きじゃないの」

…などなど、とにかく内容がネガティブで、話しかけた話題に対する否定的な意見ばかり。いつのまにか皆が目線を下げてしまう。会話を盛り下げる天才です。

結局話しかける人もグループ内でいなくなってきたようです。

3.押しつけがましくてウザいママ

F子さんは親切で世話焼き。常に誰かの役に立ちたいという意識が強い人です。面倒見がいい一方で、ついつい自分の意見を押しつけがちなところがあります。

「大阪に旅行に行くなら、絶対○○ってお店に行くべきよ。私は常連だから、お店の人にF子の友人って言ったら、サービスしてくれるはず。『私の友だちは安くして』って連絡しておくから、いつその店に行くのか教えて」

「○○のランチは、絶対シャトーブリアンね。ケチって赤身肉とかにしないほうがいいわよ。あそこでは一番いいメニューを頼まないと行く価値ないから」

「○○の手配、まだできてないみたいだったから、私がやっておいたわ。去年と同じ担当者が『F子さんなら安くしておきます』って割引してくれたの。あとは支払いだけやってくれれば大丈夫。それならあなたも助かるでしょ?」

色々と教えてくれたりやってくれたりするのはいいけれど、いちいち「私が私が」となるF子さん。

「やってあげることで自分の評価が上がる」と思い込んでいる勘違いママ。ウザすぎて、みんな嫌気がさしているのだそうです。

4.鼻につく意識高い系ママ

エコでナチュラル、かつエシカルなライフスタイルが大好きなG子さん。本人曰く、毎日の暮らしの中でSDGsを心掛けています。

「○○の服は、アジアの縫製工場で現地の人を安い賃金で働かせているそうだから、買わないようにしているの」

「このあとみんな、カフェに行くの?私、カフェインは摂らないようにしているの。常温のお水が一番体にいいから私はそれしか飲まないんだけど、お水だけって頼めるのかしら?」

「食材を選ぶときは、フードマイレージを意識しないとね。そのオレンジがどこの産地か知っている?地元で採れた野菜を選ぶだけで地球の温暖化を防げるのよ」

言っていることは正しいけれど、それをどのくらい重視し、どのように自分の暮らしに取り入れていくかは人それぞれの考え方でよいはず。あまりに「こうすべき」「これしない人は馬鹿」と自分の価値観を押しつけ、それ以外の考え方を見下すような言い方には、周囲の人もドン引きだそうです。

5.SNS監視ママ

インスタ、Twitter、TikTok、Facebookなど、様々なSNSを楽しんでいる人は多いでしょう。自分の投稿を多くの人が見てくれたり、「いいね」を押してくれたりすることは嬉しいことなのですが、SNSチェックも度を過ぎると、ちょっと恐ろしくなる場面があります。


H子さんはSNSチェックが大好物。知人の投稿は逐一チェックし、リアクションをします。

「この間インスタに上がっていたお店、グラスを持つ手が男性の手に見えたんだけど、誰と一緒に行ったの?」

「『事故で遅延して駅が大混雑』ってツイートしていたけど、あの日のあの時間に遅延していたのは○○線の〇駅だよね。水曜日の昼間に〇駅で何していたの?もしかして……ウフフ」

「先週の木曜日、○○さんのFacebookの投稿に『いいね』していたけど、○○さんとは知り合いなの?先月の〇〇さんの同じような記事には『いいね』していなかったから、最近つながったってこと?いつ知り合ったの?どこで?」

などなど、SNSの投稿内容や「いいね」などのリアクションをつぶさにチェックして、相手の日常を「特定」してくるH子。周囲の人は「監視されているみたいで気持ち悪い」と、彼女をブロックする人が増えました。

何気ない言動が嫌われる原因になっているかも!?

ママの友人と子供
maroke/gettyimages

距離の取り方が難しいママ友グループ。自分の何気ない言動が周りの人から嫌われる原因になっているかもしれません。「最近、みんなの顔が暗い」「誘っても断られる」「既読スルーが増えた」と感じたときは、自分の言動について、じっくり振り返ってみたほうがよいかもしれません。

「この人とのつき合いは子どもが卒業するまでの辛抱」と思い思われながらのおつき合いは、お互いに心が疲れますよ。


◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。

三松真由美さん最新刊「夫とだけ、感じません」発売中

出典:Amazon

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