草っぽいけどきれいな花とか咲くのかな?難読漢字「薇」はなんて読む?
2023/03/24
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
くさかんむりの下に「微」のような字が入った「薇」。
画数が多くて難しそうな雰囲気ですが、どこかで見たことがある人もいるのではないでしょうか。
そう、「薔薇(ばら)」の「薇」ですね。でも単体で「ら」とは読めません。
薔薇はもともと「そうび」と呼ばれていて、「薇」は音読みで「び」なのです。
では1文字で訓読みにするとどうなるのでしょうか。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「ぜんまい」でした!
春に食べられるぜんまい。山菜そばやナムルにするとおいしいですよね。
「ぜんまい」の呼び名は、芽の先が丸まっているため「銭巻き」に由来するという説があります。
時計などに使われる「うずまきばね」のことも「ぜんまい」と呼びますが、これは植物の「ぜんまい」に形が似ていることからきています。
ぜんまいは原始的なシダ植物の一種。胞子で増えるため花は咲きません。「薔薇」の表記にも使われる字なのに、見た目がおとなしいのは少し意外ですよね。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。