『趣味や健康管理は、無りなく続けられることだけ』子どもが巣立ったあとの暮らし

2023/07/23

子どもが巣立ったあとの夫婦の暮らしってどう変わるの?趣味や健康管理&夫婦関係に気になるお金の変化。子どもの持ち物や思い出はどうする?50代ではじめた新たな生活について教えてもらいました。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 natumikuさん(大分県 52歳)
夫(48歳)、長男(21歳)、二男(19歳)の4人家族。昨年、長男は専門学校、二男は高校を卒業して就職。週2~3日のパート勤務。住まいは築43年・4LDKの一戸建て。

趣味や健康管理は、無理なく続けられることだけ

何でもすぐ買うより、手作りで工夫するのが楽しい

「元々、お菓子作りや編み物などの手作業が好き。自分で作るとより愛着が湧いてきます」。最近は、市販の金継ぎキットを使って割れた器の手直しも。

器の金継ぎも始めました

週2~4日のランニング、ストレッチで筋力をキープ

「50代になって、以前と同じように走ってもやせにくくなりました。でも、ずっと元気で働き続けたいから、マイペースでランニングやストレッチを続けています」。

50代でYouTubeデビュー。新しい学びや発信が刺激に

スマホアプリを使ってYouTubeに動画投稿を。「ITが苦手だからこそ、新しい操作を学べるのが楽しい!老後の楽しみとして、のんびり長く続けたいと思っています」。

太りすぎ予防のため、"16時間断食"を開始

1年前から、1日のうち16時間食べないダイエットを開始。「夫の朝食のおかずをべんとう箱に取り分け、朝食と昼食を兼ねて11時すぎに食べるのが日課。夜7時までの間に食事を完了すれば、ある程度食べても太りにくくなった気がします」。

朝兼昼食は、曲げわっぱに詰めて気分UP

夫婦関係はほぼ変わらず、会話が増えました

夫と庭仕事をしたり、コーヒーを飲んだり。2人時間がより充実!

一緒に庭の手入れをするなど、前以上に2人で過ごす時間が増えました。「コーヒーを飲んだりする何気ない時間の中で、将来について話すこともあります」。

好みのコーヒーをドリップする時間がぜいたく

natumikuさんの子どもに関わる持ち物、お金の変化

子どもが巣立ったあと、家に子どもの持ち物が置かれたままというケースもよくあります。natumikuさんはどう対応したのか、また家計の変化についても伺いました。

「自身の経験から、将来片づける人の立場を考え、子どもの物は増やさないように心がけを」

20代で実母を亡くしたときの経験から、物への執着を持たなくなったというnatumikuさん。「いらない物だけでなく、思い出の物がたくさんあるほど、処分する人がつらい思いをすると実感。だから、子育て中からなるべく物をため込まないようにしていました」。

子ども部屋BEFORE(社宅時代)

「引っ越しを機に、なんとなく捨てられず、"モヤモヤしていた物"を処分。気持ちがスッキリしました」

「物を減らしても、『まだ使うかも』と思って捨てられずにモヤモヤしていた物も。子どもが家を出るとき一気に捨てたら、詰まっていた所がスーッと流れる感じでスッキリ!子どもの思い出の物はケース1つ分だけあれば十分でした」。

アルバムや作品など、1人1ケースに収まる分だけ

子どもの独立時に捨てた物

子どものタンス、カラーボックス、ベッド、学校の物、思い出の物(一部除く)

「子どもの卒業まで、貯蓄はほとんどできず……。教育費がなくなった分、老後資金に回していきたい」

「2人とも私立高校、二男のサッカー部の活動費などで、お金が飛んでいく一方……。学資保険の満期金もありましたが、専門学校進学と、2人分の県外就職の準備などでほぼ残りませんでした。老後資金は一からのスタート!教育費や食費が減った分を貯めていきます」。

使用額が一目でわかる現金やりくりで使いすぎ予防を

参照:『サンキュ!』2023年8月号「子どもが巣立ったあとの夫婦の暮らしどう変わる?」より。掲載している情報は2023年6月現在のものです。撮影/天野良子 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

 
 

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