【サンキュ!読者モデル 浅野一都さん】表舞台にも出られるような書道家になりたい
2023/09/24
産後うつからの回復は『サンキュ!』モデル仲間からのポジティブな影響のおかげ。2人の男の子を育てながら将来は書道家として活躍したいという夢を抱くサンキュ!アンバサダー浅野一都さん。今までの私と、これからの私について教えてもらいました。
<教えてくれた人>: サンキュ!アンバサダー 浅野一都
静岡県生まれ。大学時代はレースクイーンやモデルの仕事をし、23歳のときに結婚。12歳上の夫と6歳、3歳の男の...
今までの私
略歴
23歳で結婚。24歳で第1子を産んだ直後、涙が止まらず、誰にも相談できなくてつらい日々だったが、3カ月を過ぎる頃には外に出かけられるようになって子どもをかわいいと感じるように。サンキュ!読者モデルを始めてからは同期の仲間ができて、気持ちも上向きに変化。
第1子出産直後、産後うつのような症状に
産後、家に帰宅した1日目から「どうすればいいんだろう」と思うくらいずーんと気持ちが落ちてしまったと言う浅野さん。今思えば産後うつの症状でしたが、当時は理由もなく涙が止まらない、子どものことも可愛いと思えない自分に途方に暮れていたそう。「12歳年上の夫は頼りがいがあるけれど、自分が泣いている姿を夫には見せたくなかったし、2世帯住宅に住むお義母さんが食事を差し入れに来てくれても、素直に相談ができませんでした」。
産後3カ月が経つ頃には自然に元気を取り戻しましたが、第2子出産後しばらくしてからは、もっと深刻な状態に。「産後2カ月を過ぎたあたりから、ごはんが食べられず、眠れなくなってしまうなど、メンタルが不安定に。ちょうど『サンキュ!』のモデルに合格した頃でもあり、モデル仲間たちから『それストレスが原因だよ』と言われてようやく病院を受診。精神安定剤を処方してもらって、少しずつ回復することができました」。
モデル仲間の影響でポジティブ思考に変化
「『サンキュ!』の同期ママモデル6人に出会ったことは人生を左右する出来事でした」とうれしそうに話す浅野さん。どちらかというと考え込んでしまう性格の浅野さんですが「ポジティブになりたい!と思うようになりました。モデル仲間たちはみんな、自分の意見をしっかり持っていて、ハッピーオーラにあふれているんです。みんなのことを思い出すと、ニコニコしている顔がまず頭に浮かびます」。そんな仲間たちから刺激を受けて、浅野さんの家事や育児への向き合い方にも変化が。「今まではただただ、頑張らなきゃ!と思ってきたけど、少しくらい適当でもいいんだ、それでも大丈夫だし何とかなるんだ、と考え過ぎることが減っていきました」。長男の乳製品アレルギーのことでも悩んでいましたが、成長するにつれ治っていく、と思えるように。
書道家として活躍したいという夢ができた
「いろんなママがいてもいい。私は私なんだ」と自分を解放できた浅野さんは、子どもが6歳と3歳になり、手が離れてきたのをきっかけに自分のための習い事として書道を始めました。「もともと字を書くことが好きで、学生の頃に静岡県知事賞をもらったことも。武田双雲さん・双龍さんが所属されているふたば書道会に入ったのですが、書道を再開してみるとやっぱり楽しいんです!師範免許を取って教室を開いて教えることはもちろん、表舞台にも出られるような書道家になりたいという夢ができました」。
産後つらい時期もあった浅野さんですが、「頑張り過ぎているママたちに『もっと力を抜いていいんだよ』と伝えたい。そして、いつも明るくパワフルでいたいなと思っています」。浅野さんの夢がかなう日もきっとそう遠くないはず。
これからの私 上手に気分転換して自分とうまくつきあう
子どもが寝たあとに大好きなアイスとポテチを食べたり、ドラマをみることで1日をリセット。幼稚園の父母の会の副会長になり、ママ友と話す機会が増えて、人と関わることは学びなんだと実感しています。「どんな人からも学べることがあり、自分の成長につながるんです」。
My Rule
・アイスとポテチで息抜き
・深夜にTVドラマをみる
・いろいろな人と話す
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー 浅野一都さん(神奈川県 31歳)
静岡県生まれ。大学時代はレースクイーンやモデルの仕事をし、23歳のときに結婚。12歳上の夫と6歳、3歳の男の子の4人暮らし。夢は書道家になることで、師範免許を取るため奮闘中。
参照:『サンキュ!』2023年10月号「今までの私、これからの私」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影/西﨑博哉(MOUSTACHE) スタイリスト/坂野陽子 ヘア・メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/浅野一都(サンキュ!アンバサダー) 取材・文/藤坂美樹 編集/サンキュ!編集部