秋はとくに楽しんでつくりがち!難読漢字「栞」はなんて読む?

2023/10/04

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「干」の字を2つ並べた下に「木」がある「栞」という字。

樹木の種類の1つかな……と思うかもしれませんね。

「杉」とか「松」のように、部首に「木」があるものは木の種類の名前をあらわすことが多いのは確か。

とはいえ全く木とは関係ないような字もときどきあります。

樹木の名称ばかりにとらわれず、広く考えてみてください。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

正解は「しおり」でした!

「しおり」とはもちろん、読みかけの本にはさむひもや紙などでできた目印のことです。英語でいうところの「ブックマーク」ですね。

「栞」の字はもともと、「道の途中で木に傷をつけたり枝を折ったりしてつけた目印」のことをさしていました。道に迷わないようにそうしたわけです。

「干」が2つ並んだ形は音をあらわすと同時に「切る」の意味をしめしています。

それが変化して、「読みかけの本にはさむ目印」「案内書」という意味もできました。前者の本にはさむ方がよく使う意味ですが、「遠足のしおり」といった場合は後者の意味です。

「しおり」の言葉は、「枝折」や「萎(しお)れる」といった表現がもとになっているとされています。

読書の秋にも行楽の秋にもかかせないしおり。自分でつくったことがある人も多いのでは?どちらもつくるのにはまるとけっこう楽しいですよね。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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