【元汚部屋住人→現シンプリスト】「捨て」を減速させた過去の失敗行動3選
2023/10/06
シンプリストとして「物減らし」のコツを発信している整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんですが、元々は捨てることが大の苦手だったそう。一念発起し本気で物を減らすことにしたものの、最初はうまくいかずに空回りばかり。
そんなうたさんが、これから整理を始める人がうまくいくように、過去の失敗談をシェアしていきます!
1.処分量が多いのにフリマアプリで地道に売りさばく
元々は、200着以上を所有していた「服持ちマキシマリスト」でした。
極端に服だけが多かったため、服さえ捨てればすっきりすると思い、最初に洋服整理から取り掛かることに。
「どうしても捨てられない!」。そんな私は、当時開設されたばかりのフリマアプリでここぞとばかりに売りさばきます。
毎週のように配送手続きに追われ、自分自身ではハイスピードで処分できているつもりでした。しかし、結局処分するのに1年以上かかってしまったのです。
2.全部出し整理をするも途中で挫折して放置
「全部出し整理」が効果的という話を聞き、実行に移してみたものの最初の頃は挫折の繰り返し。
それもそのはず。小さい年子兄妹のワンオペ育児をしながらだったので、まとまった時間をとれるわけはなく。
全部出したものの、完了させるまでに1週間以上かかってしまいました。
まとまった時間をとれないときは、範囲を狭くするなどして臨機応変に対応していくことを学びました。
3.洋服の次に「思い出の物」に手をつけてしまい先に進まず
洋服の整理が終わった後、「思い出の物」に取りかかるも思い出写真に浸ってしまい、なかなか先に進めませんでした。
結局全部出して、9割を戻すだけといった結果にすっかりやる気をなくしてしまったのです。
整理初心者はどうしても感情論で判別してしまうため、「思い出の物」は、判断スキルが上がる最後の方にするべきでした。
過去の失敗から学ぶ成功への近道とは?
1.洋服が大量にある場合は、利益を度外視して、フリマショップかリサイクルゴミでまとめて出す。
2.自身の状況に応じて、範囲を区切って全出し整理を行う
3.「思い出の物」は最後に手をつける
以上が、過去の失敗から学んだ成功への近道です。
整理はやみくもにやるよりも、成功のイメージを想像しながら計画的に行うとうまくいきやすいですよ。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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