子ども 夜泣き

【夜中に子どもが泣き叫ぶ】栄養のプロが教える「ママを救う」栄養素

2024/03/30

子どものココロと体を整える!分子栄養学カウンセラーでサンキュ!STYLEライターの山下みほこです。

子どもが突然、夜中に泣き叫ぶ!こんなことないですか?!
一生懸命なだめても、なかなか泣き止んでくれずに寝不足でつらい。

今回はそんな方に向けて栄養との関連と対策についてお伝えします。

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夜泣きはこの栄養素と関連している

ビタミンB群

夜驚症とも言われる子どもの夜泣きは6歳から10歳ごろがピークといわれています。

脳内の神経伝達物質で眠りに関連するものは「メラトニン」です。
そしてメラトニンを作る過程で欠かせないものが「ビタミンB6」です。

分子栄養学ではビタミンB6が不足することで、脳内の神経伝達物質のアンバランスにつながり、悪夢を見て夜泣きに繋がると考えられています。

ビタミンB群はお互い助け合いながら働いているので、B6だけでなく、ビタミンB群として総合的に意識する必要があります。

こんな日に多くない?

夜中に泣き叫ぶ、そんな日の日中を思い返してみて下さい。

・甘いお菓子をたくさん食べた
・ジュースをたくさん飲んだ
・ストレスが多い日だった

当てはまるものありますか?

ビタミンB群は、糖質の代謝に関わっており、お菓子やジュースをたくさんとることで消費され、結果不足してしまいます。特に、砂糖を大量に含んで一気に体に入っていくジュースは気を付ける必要があります。

また、ストレスでも消費するので、園や学校、習い事でのストレスもB群不足に繋がります。

ぐっすり朝まで眠れるための習慣

子どもには朝までぐっすり眠って、朝も機嫌よく起きて欲しいですよね。
毎日の夜泣きにうんざり、という方は現在の習慣を少し変えてみて下さい。

ジュースをやめてお茶かお水にする

砂糖がたっぷり入っているジュースは、その時一瞬の機嫌を取るのには都合が良いですが、睡眠の質を悪くしてしまいます。

たまにのご褒美にして、普段はお茶やお水を飲むことを習慣にしましょう。

「おやつ」→「補食」ととらえる

子どもがお菓子を欲する時は、たいてい血糖値が下がっていると考えられます。

ビタミン泥棒のお菓子でお腹を満たすのではなく、補食と捉えて
・おかかおにぎり
・ゆで卵
・焼き鳥
など、栄養のとれるものを食べるようにしましょう。

これらの様な補食をとることで、お菓子の量も減ります。

食事でアプローチ

日ごろからビタミンB群を意識してとることも大事です。

糖質の代謝にはB1を消費します。
・豚肉
・赤身肉
・かつお節
・枝豆
などに多いです。

メラトニンの合成に必要なB6は
・レバー
・かつお
・マグロ
などに多いです。

サプリメントの活用で確実に補う

今回お伝えしたビタミンB群は体のいろんな場面で使われています。
食事だけでの摂取は難しい場合もあります。
いつも夜泣きで困っている、など不足を感じている場合は、確実に補っていくためにサプリメントを上手に活用しましょう。

ドリンクタイプのサプリメントは、同時に砂糖もたくさんとることになりますので、あまりおすすめできません。
子ども向けのビタミンB群が総合的にとれるものを選びましょう。
・ラムネ
・グミ
のように食べやすいものを薬局で買うことができますよ。

◆この記事を書いたのは・・・山下みほこ 
分子栄養学で子どものココロと体を整えるための情報を発信中。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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