年間8カ月夫と離れて暮らす船員妻!夫婦間のコミュニケーションどうとっている?
2024/04/30
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、サンキュ!STYLEライターのKota(コタ)です。
夫は船員。3〜4カ月の乗船(この間は休日なしの連続勤務)の後、1~2カ月の休暇をとる、少し変わったサイクルで働いています。
結婚して12年ですが、一緒に暮らしたのはそのうち4年ほど。年の2/3は離れている上、船上は通信環境が陸ほど整っていないことや、海外にいる時は時差もあるので、コミュニケーションのハードルがやや高め。
今回は、そんなわたしたちがコミュニケーションをスムーズにするためにしていること3つをご紹介します。
深い話もサクッとできる昼飲み
夫が休暇中なら、子どもたちが学校にいる間=平日の昼間に時間を合わせての昼飲み(もしくはランチ)は鉄板。
アルコールが入ってリラックスしてくると、伝えるのにちょっと勇気がいる内容もサクッと言いやすく、受け取る側もズーンと重くならずに聞ける気が。数カ月間のブランクを一気に埋めて、深い話をするきっかけとして効果的です。
もちろん、シラフでコミュニケーションをとっていることは大前提。でも、お店の雰囲気に気分が上がり、おいしい料理とアルコール(しかも昼間から!)でさらにゴキゲンになっているからこそ、いつもと違う視点でできる話もあると思うのです。
短時間でも会話に集中したいなら、散歩が最適解
自宅にいるとスマホの着信に気をとられたり、やりかけの家事が気になったり。どうしてもコミュニケーションが「ながら」になりがちです。
夫が休暇で家にいるのに、最近ちゃんと話せていないかもと感じた時には、散歩がぴったり。季節の移ろいを感じられる大きな公園なんかがベストだけれど、買い物ついでのちょっとした距離でも十分。
歩いている最中はスマホをいじらないから、会話に集中できるのが一番のメリットです。面と向かうよりも緊張感が和らぐし、身体を動かすことで話がポジティブな方向に展開しやすい実感も。
たっぷり時間をとるのが難しくても、散歩なら短時間でもOK、準備も不要だから気軽に誘えます。
LINEやギフトで「カタチ」に表す
先に挙げたふたつは、夫の休暇中にすること。乗船中は、小5、小2の娘たちの写真をLINEしたり、誕生日やクリスマスには船宛てにプレゼントを送ったりしています。
きっかけは、長女が赤ちゃんの頃に言われた「写真が少なすぎて、俺は子どもの成長を全然追えない!」という一言。
夫は日ごとに成長する乳児期はもちろん、幼稚園以降のイベントもほぼ不在。一方のわたしは、そもそもワンオペで余裕がないのと、毎日子どもたちと一緒に過ごしているから、日常すぎる場面が多いのとで、写真を撮る発想にいたらないことも多々。
言われた直後は正直イラっとしたけれど、わたしにとっては日常でも、彼にとっては違うのかも。そう思い直して、撮影頻度をグッと上げました。誕生日には、娘たちとプレゼントを選びカードを添えて、「ちゃんと覚えているよ」アピールを。
夫側も寄港先からポストカードを送ってくれますが、乱筆っぷりに必死さが垣間見えることも。会話の機会が限られるぶん、お互いちょっと努力して、こうした分かりやすいカタチで表すことも大事にしています。
さいごに
自分と関係が近い相手には、どうしても気づかいレベルが低くなってしまうもの。リラックスできている証拠ではあるけれど、ほったらかしでは良好なコミュニケーションを継続させるのは難しいはず。
要所要所でコミュニケーションのきっかけづくりをしたり、たまには思いをカタチで表したり。ちょこっと努力する姿勢は忘れないようにしたいです。
◆この記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと今より良くするための試行錯誤を発信しています。