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妻が「がん」になってわかったこと

2018/11/12【 ライフスタイル 】

もし自分の身近にいる人が「がん」になったら……。あまり想像したくはないことですが、そんな「もしも」を考えることで、できる何かがあるかもしれません。実際に妻ががんになったという男性にお話を聞きました。

<教えてくれた人>
清水国夫さん……大学生のときに青年ボランティアで妻・菜々子さんと知り合う。その後10年近く活動をともにし2015年に結婚。現在は会社員。趣味は映画鑑賞で、いちばん好きな作品は『ALWAYS 三丁目の夕日』。

妻が34歳のときにがんと診断

2016年2月 (34歳)妊娠30週のとき、血液検査で異常が見つかる。骨髄異形成症候群と診断される。
2016年3月 (34歳)帝王切開で緊急出産。産後の骨髄検査で急性骨髄性白血病と診断される。
2017年1月 (35歳)抗がん剤と放射線による移植前処置と呼ばれる治療ののち、さい帯血移植を行う。
現在 (36歳)経過観察中

出産の翌日、病院の先生から「治療を始めるので授乳は2回で終わりにしてください」と言われた妻。その後彼女が全てを投げ出し、自暴自棄になっていく姿を見て、病気の始まりはもしかしたら心で、人は心から病人になっていくのか?と思いました。

その後妻は気持ちを切り替え、前向きに治療に取り組むように。妻も僕も双方の実家も「必ず治す!」と心を1つにしました。実家にはあらゆる面で支えてもらい、妻のがんを、みんなで乗り越えた感があります。妻の病気について、会社にどこまで話すかは悩みましたが、病院から呼び出されることもあるので直属の上司には報告。それ以外の人に話すことは控えました。やはり職場では、ぽんと言えない雰囲気がありますね。

妻ががんになってわかったこと

■明るい言葉をいつも使っていると、心が落ち込まなくなる
体のことは医療に頼らざるを得ないけれど、心は工夫しだいで前向きに変えていけると思います。明るい言葉が心を導いてくれる。そう信じることにして、夫婦の会話も「今日も無事でよかった」「晴れてて気分がいいね」「きっと大丈夫」など、明るい言葉をたくさん使うようにしました。言葉だけでなく笑顔も心がけました。

■ネットの情報収集は、し過ぎに気を付ける
病気については、ついネットで情報収集したくなる。でも検索して出てくる記事やブログにはネガティブ情報が多い。妻もこうなるかも?という不安が増し、不安が現実を引き寄せるのが怖かったので、ネット検索は最低限にしました。その分、同じ病気の人が集まるサークルの交流会に僕も参加。信頼できる人に話を聞きました。

亡くなるかもしれなかった妻と、子どもと、今3人で生活できていることは、僕にとって奇跡でしかないです。

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いまや今や日本人の2人に1人が、がんになるといわれている時代。がんは、誰にとっても「あり得ないこと」ではないからこそ、最低限の知識は身につけておきたいですね。

参照:『サンキュ!』11月号「私が。ママ友が。妻が。がんになってわかったこと」より。掲載している情報は18年9月現在のものです。取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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