夫からもママ友からも「若く見られる妻」のつくり方
2019/02/24
若く見られるために必要なコトは、美容面だけのケアではありません。日々の振る舞いに少し気をつけるだけで、夫やママ友に若さを印象づけられるのです(もちろん、逆もしかり)。「恋人 ・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんに、「若く見られる妻」のつくり方を解説してもらいます。
「若く見られる妻」たちは内面も若い!
30代を超えると、お肌やボディラインが気になり始めますよね。比べたところでどうにかなるものでもないのに「若い子はハツラツとしてうらやましい……」と思ってしまうことも。それが多くの40代女性の本音でしょう。
一方で、SNSやブログで見かける30代、40代ママたちのなかには、実際の年齢に対して、非常に若々しい人が少なくありません。高校生の子どもがいるのにまるで20代、孫がいるのにまるで30代に見える人などなど。
その若々しさを維持するうえでは、美容面でのたゆまない努力が必要なのでしょう。しかし、“それだけ”では外見が若いだけに過ぎません。筆者が取材を通じて出会った「若く見られる妻」たちの多くは、内面も含めて非常に若々しいのです。
そして、そんな彼女たちに振る舞いにはいくつかの共通点がありました。今回は、美容面以外のアプローチで、夫からもママ友からも「若く見られる妻」のつくり方をご紹介します。
若見え妻のつくり方1:日常の中で見つけたNG行動をインプット
PTAの会合、職場の同僚、電車の中、スーパーのレジ待ち、あらゆる場面でいろいろな女性と出会います。そのときに「やってはいけない!」と直感したことを、反面教師にしましょう。
眉間に縦シワを寄せて鬼顔をしている、公共の場で理不尽なクレームを言っている、子どもにネガティブワードをぶつけているなど……外見のみならず、その人が醸し出す雰囲気に注目して「やってはいけない!」ことをインプット。
若見え妻のつくり方2:好奇心を忘れないように声に出す
年齢を重ねると経験値が増えるため、未体験のことでもなんとなく想像して「どうせこういうことでしょ」「似たようなことは以前にもしたし」と思ってしまいがちです。
結果、「見てみたい」「やってみたい」「行ってみたい」といった好奇心がなくなってしまうことに。
好奇心の低下は、行動力の低下にもつながります。凝り固まった概念をほぐす意味でも、何事にも「よし、やってみよう」とまず声に出すことが大切です。
とはいえ、いきなり気球に乗ってみたり、ダイビングにチャレンジしたりなど、特別なことをする必要はありません。日常の小さなことにも好奇心を持つのです。
たとえば買い物。ポイ活のために近所のスーパーにしか行かない人だったら、たまには数km離れた同系列の店舗に行ってみるとかでもいいのです。知らない街を歩くことで素敵なパン屋を見つけたり、激安食器をゲットできたりするかもしれません。それが夫やママ友に対する話のネタになるでしょう。
若見え妻のつくり方3:仕事以外の趣味の世界をひとつ持つ
「仕事と子育てでいっぱいいっぱい。経済的にも趣味なんて無理!」という方は多いでしょう。しかし、それは“趣味”というものを大きく考えすぎているのかもしれません。
別に毎日、毎週没頭していることだけが趣味ではありません。月に1回程度しかやらないことでも「趣味」と呼んでしまいましょう。
デコ弁づくり、スムージーづくり、ベランダでのミニ菜園、寝る前のヨガ、マニキュア塗り。さりげなくしていることでも、「趣味です!」と周囲に伝えることで、その行動がフォーカスされ、関心を向けてもらえます。
関心が向けば、その様子をSNSにアップしたくなるかもしれないし、動画で観て真似ていただけのヨガを実際に習いに行きたくなるかもしれない。勇気を出して「趣味です!」と公言することで、それを入り口に出会いも増え、日々の行動もイキイキとしてくるのです。
若見え妻のつくり方4:将来のためのプチ運動習慣を始める
40代までに運動習慣をつけておかなければ、将来「さあ、運動しよう」と思い立ってもなかなか腰が上がりません。始めても途中で挫折するかたを大勢見てきました。運動を開始するなら、30、40代のイマなのです。
若く見えるひとの条件は「姿勢がいい」こと。立っているときも座っているときも、車を運転しているときもシャキっとしているのです。これには姿勢に対して緊張感を持つと同時に、筋肉を少々つけておく必要があります。
美容のためのエクササイズ……としてしまうとプレッシャーなので、あくまでプチ運動。1日10分でもいいのでプチ運動に当てましょう。まずは簡単な腹筋、スクワットなどです。
夫婦円満のためにも、夫からはもちろん若く見られたいですね。見た目が若いとじつは健康で、寿命が長いという学説もあります(※)。実年齢より老けて見えるのは内臓が健康ではないとのこと。おっと、それは大変。夫婦ラブラブ度数が上がるだけでなく健康で長生きできる。そうであるなら、若く見られる妻を目指して意識改革しようではありませんか。
◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。
※参考記事:https://www.kateigaho.com/migaku/18590/