家族を守る!「防災の基礎知識」&防災準備チェックリスト

2019/04/12

振り返ると、平成は自然災害の多かった時代でもあります。時代の大きな区切りを迎える前に、最低限押さえておきたい「防災の基礎知識」をご紹介します。

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今すぐにやっておくべきこと

(1)ハザードマップをチェック
災害の被害を予測し、被害範囲を地図化したハザードマップ。自治体で発行している場合が多いので、避難場所を決める時に役所などで入手してチェック!

(2)家族で話し合う
災害直後は、電話やメールは通じないことも。「災害用伝言ダイヤル(171番)」の使い方や、避難する場合の具体的な待ち合わせ場所の確認も。

(3)防災グッズを用意する
災害時に役立つ防災グッズを用意し、持ち出す物と家で使う物を整理しておく。応急手当用品や災害後に使う掃除道具、ライフラインの代替機器も万全に。

本当に必要な防災グッズをチェック

■家に常備しておく物
・飲料水( 1人3リットル×7日分が目安)
・保存期間の長い食品(栄養補助食品、無洗米、餅、乾麺、レトルト食品、びん詰、缶詰、ドライフーズなど)
・カセットコンロ&ボンベ

■リュックなどに入れておき持ち出す物
・ヘッドライト
・救急セット、タオル
・現金
・携帯トイレ
・トイレットペーパー
・45リットルのゴミ袋
・携帯用ラジオ
・携帯電話の充電器
・停電時も使えるソーラー発電や手回し発電タイプなど
・電池

■車に置いておく物
・簡易トイレ、おむつ
・水
・寝袋、バスタオル、ランタン

■子どもの物
・医薬品
・離乳食
・着替え
・抱っこひも

「防災マニュアル」を書いておこう

もしものときに慌てないように、災害が起きたらどう行動するかをまとめ、家族みんなで携帯しましょう。

【連絡方法を決める】
(1)災害用伝言ダイヤルを使ってみる
災害時に通信がつながりにくいときに役立つ伝言ダイヤル。使い方は、171番にかけて案内に従い入力を。

(2)家族の携帯電話番号を書き留めておく

(3)居場所や状況を書いた貼り紙を残す場所を決めておく

(4)遠くの親戚を中継して連絡が取れるようにしておく

【避難場所、待ち合わせ場所を決める】
会社や学校など家族が違う場所で被災したら、それぞれどこに避難するかあらかじめ確認を。電話やメールが使えない場合もあるので、「14時に公園の砂場で」など、具体的な待ち合わせ場所や時間も決めておく。

【カード類の番号を控える】
運転免許証、クレジットカード、生命保険証券などの番号は控えておく。

もしものときにのために万全な準備しておきましょう。いつかではなく、今やることが大事。家族みんなで防災の心構えについて話し合ってみましょう。

参照:『サンキュ!』4月号別冊付録「家族の予定『見える化』ダイアリー」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。PHOTO/TORU OSHIMA TEXT/YUKI WATANABE 編集/サンキュ!編集部

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