子どもが独立して2人暮らし、家事や家計はどう変わった?

2019/12/14

子どもが独立して夫婦2人になったらどんな生活が始まるのか、今から不安に思っている人も多いはず。そこで、実際に子どもたちが成長して独立したご夫婦の「2人暮らし」に密着。今回は40代のご夫婦に話を聞きました。

<お話を聞いた人>
淳子さん(茨城県 44歳)
長男22歳、長女24歳。シングル期の子育ては経済的にも大変だったけれど、今は大人どうし4人仲よし。たまにみんなでカラオケへ。

◎HOUSE DATA◎
分譲マンション/3LDK(60㎡)/築6年

貯蓄もしつつレジャーも楽しみたい

最初の結婚は19歳のとき。その後、28歳で当時8歳と6歳の子を連れて離婚。38歳で再婚するまで、淳子さんは子育てと仕事をひとりで頑張ってきました。現在は子どもたちが独立し、朝5時半に起きて家事をする生活から解放されています。
「夫も私もフルタイム勤務。平日は朝8時に出勤しますが、子どもの世話がないから7時に起きれば充分間に合います。夜は私が20時、夫が22時ごろ帰宅しますが、晩ごはんの支度がのんびりできるのもラクです」

また教育費がなくなった分、先取り貯蓄が多くできるようになったそう。
「老後資金は貯めつつ、一方で今は親の介護が始まる前の〝ギフトの時間〞だとも思うので、旅行積み立てやレジャー費の範囲内で、アクティブな休日を過ごしたいです」

1カ月の家計表

夫婦月収合計(手取り)約50万円
先取り貯蓄 8万円
旅行積み立て 2万円

夫の口座から引き落とし
住居費(ローン返済、管理費)9万円
水道・光熱費 3万円

妻の口座から引き落とし
車費(ローン、ガソリン代) 6万円
通信費 1万5000円
保険料 1万5000円
ペット代 1万5000円

やりくり費
食費(お酒代含む) 5万円
日用品費 1万円
外食費 2万円
レジャー費 2万円
夫小遣い 3万円
妻小遣い 3万円
その他(医療費や衣服費)2万円

【MEMO】 やりくり費は夫婦共通のお財布から出し、妻が管理。ここから余らせ、2万~5万円の「残し貯め」をする。月末には1カ月分のレシートと通帳をチェック。旅行は積立金に応じて行き先を決める。

夜の食事を充実させている分、朝はヨーグルトとコーヒーのみ。お互い時間に余裕があるから、会話も弾むそう。昼はコンビニでランチを購入。

2人暮らしになって変わったこと

食費が激減!小さな圧力鍋でご飯を炊いています

以前は8万円ほどかかっていた食費も2人暮らしでは月5万円に。「夜、私はお米を食べず、夫が食べる分だけなので、帰宅後に1合炊けば充分。10分で炊きたてご飯が完成です」

ゴミ箱は小さめで充分。日用品費も減りました

2人暮らしのラクさを実感するのは、ゴミの量が減ったことと家が散らからないことだとか。「掃除時間は大幅時短、洗剤やティッシュを買い替える回数も減り、日用品費も減りました」

子どもが自立してなにかと頼りになります

旅行のときは、長女が泊まりにきて犬の世話をしてくれるから、犬をペットホテルに預けなくてすむそう。「子どもたちは経済的にも自立し、今では人としても頼りになる存在です」

夜は豪華に居酒屋風メニュー

元々料理を作るのが大好きという淳子さん。「今までの献立は子どもが好きな肉中心でしたが、今は自分が食べたいお酒のつまみをその日の気分で作れて幸せ。晩酌を楽しみに生きてます」

「得意なほうが得意なことをやる」のが基本です

以前は家事の量が多かったので、分担しないと回らなかったけれど、今はお互い気付いたらやるだけで回るとか。「洗濯物は、取り込んでしまうのは夫、それ以外は私担当です」

体を動かす共通の趣味として、2人で山登りを始めました

「うちのまわりには、車を少し走らせれば初心者でも登りやすい山がたくさんあるんです」と淳子さん。登山靴も買ったので、今後は夫婦で高い山に挑戦していきたいそう。

お金のプロからのアドバイス

「子どもが巣立った夫婦にありがちなのが、その解放感から旅行やレジャー費にかなりの額をつぎ込んでしまうこと。レジャー費はまず予算立てをし、予算内で収まるように上手に楽しみましょう」(畠中雅子さん/ファイナンシャル・プランナー)

Have a try!

□家具や家電を小さめにする
□家事分担は得意なほうが得意なことをする
□休日は共通の趣味で過ごす

参照:『サンキュ!』1月号「2人暮らしの暮らしとお金大調査」より。掲載している情報は19年11月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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