家事や育児も夫婦でシェア。いま、急増中の「うちパパ」って?

2016/08/19

共働きが増えているのに合わせて、家事も夫婦でシェアする家庭が増加中。

背景には、共働きの主婦は家事、育児、仕事とかなりオーバーワークになってしまう現実があります。
 
そんな妻を救うように現れたのが「うちパパ」。
家事を“手伝う”のではなく、“日常的にこなす”夫たちのことで、『サンキュ!』では「ワーママ(ワーキングマザー)」の対義語として「うちパパ」を呼び、応援していくことにしました!
そこで、サンキュ!人気ブロガーのうちパパの実態をご紹介します。


「男性たちも家事の必要性を感じています!」

このたび『サンキュ!』の男性読者にアンケートを実施したところ、約7割が「家事や育児を分担すること」に肯定的な意見でした。


<うちパパってこんな人>

1.“手伝い”ではなく、毎日の家事と育児を“シェア”
気が向いたときだけお手伝いするのではなく、自分の担当する仕事として、家事や育児を毎日こなします。

2.三日坊主はなし! 毎日ちゃんと続けます
妻に言われたり、道具を買ってきたときだけなど、気まぐれに家事をするのではありません。

3.暮らしを便利にする商品やサービス選びに積極的
忙しくて時間がないのは夫も同じ。時短につながるようなグッズやサービスを上手に利用するのが家事を持続するコツです。


【うちパパfile1】
山内健さん(サンキュ!読モブロガー山内郁美さんの夫)
1人暮らし経験がなかったという健さんは、妻の郁美さんと同じ美容師。お互い忙しく、家事をシェアせざるを得なかった状態からのスタートでしたが、当初は「オセロで負けたほうが洗濯」なんてこともあったとか。それがやがて、それぞれが得意な家事を担当していくという今のスタイルに。健さんの家事スキルもかなりアップしたそうです。

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<健さんの家事&育児担当例>

1)ただのゴミ捨てじゃない! 家の中のゴミ箱からゴミを集めるところから!
2)二男を保育園に送るのは毎日
3)平日の料理は妻担当だけど、後片づけは健さん担当
4)休日、植物への水やりは夫婦で♪


<続くPOINT>
「余裕のない朝より、帰宅後にすることが多いので、じっくり家事に向き合えます。」


妻’S VOICE
「子どもが小さくて寝かしつけと一緒に自分も寝てしまうので、後片づけを夫がやってくれるのは大助かりです。ついでに炊飯器もセットしてくれるから、翌朝の朝食作りもスムーズ。」


【うちパパfile2】
篭谷優さん(サンキュ!読モブロガーこもりやなおさんの夫)
ひととおり家事をこなせるといっても、なおさんが専業主婦時代はほとんとノータッチだったという優さん。それが、妻が働き始めて、子どもが大きくなってから、家事をすることが増えたそう。まだまだ家事のメインは妻ですが、「気づいたら磨く」「掃除機のメンテナンスをする」など、夫ならではの視点で、自然と家事にかかわっています。

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<優さんの家事&育児担当例>
1)定期的に掃除機を分解して掃除する

2)魚の餌やりは毎日
3)平日の主な家事は食器を食洗器に入れること
4)休日には玄関まわりの掃き掃除も


<続くPOINT>
「平日の家事分担は少ないけれど、休日にメンテナンスなどを行っています。」


妻’S VOICE
「義務だと疲れるので、今の“気づいたらする”が合ってるみたい。掃除機の分解など、自分では見落としがちなことをしてくれるのがうれしい!」


いかがでしたか?
特別なことをしなくても、小さなことから“習慣化”するのが大切なようですね。分担するときはお互いが得意な家事を、そして、夫ならではの視点で気づいてくれたことには、感謝の気持ちを忘れずに!ですね。


参照:『サンキュ!』8月号「今うちパパが増えている?」より一部抜粋 写真/小林キユウ、高杉純、取材/松崎祐子、文/田谷峰子
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