シンプルライフの法則「迷ったら手放す!」が正解な理由

2021/12/19

「迷ったら手放す」?「迷ったらムリに捨てなくてもいい」?

「迷ったらムリに捨てなくてもいい」という優しい言葉は、時に人生のムダな時間を過ごすことにもなりかねません。なぜならば、選択を先延ばしにするだけだからです。

「迷ったら手放す」方が、後の人生において有益だという意見と、その具体的な理由について、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに経験談を交えて教えてもらいました。

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なくすとデメリット・メリットが明確に分かる

ソファーやベッド、大型テレビやダイニングテーブルなど、大物を次々と手放した時期がありました。

数年間手放すのを悩んでいた物もありましたが、その頃はメリットやデメリットが想像上でしか考えられませんでした。

実際になくしてみると、明確にそれらが分かります。

ベッドについては、掃除がしやすくなったり、子どもの安全対策になった反面、湿気問題や毎日の布団の上げ下げ作業の手間もかかってしまい、ないことのデメリットも感じることができました。

テレビについては、大型テレビを手放しサイズダウンしたわけですが、リビングが開放的になった反面、子どもがテレビに近づきすぎたりして、家族全員でテレビを見るのには適さなかったと思う場面もありました。

もの選びの基準も明確になる

メリットやデメリットが明確になるため、もの選びの基準も明確になるということに気づきました。

例えば「ベッド」については、以前はダブルベッドひとつだけでしたが、再度購入するときは、ハイベッドとローベッドを組み合わせた「親子ベッド」+マットレスで寝るスタイルにしました。

子どもがローベッドと床に敷いたマットレスで寝れば安全ですし、家族全員が快適に寝られます。掃除のしやすさや場所をとる問題も解決です。

デメリットであった、湿気問題や布団の上げ下げについても一気に解決しました。このようになくしてみると、理想像がハッキリ浮かぶことがあります。

単純になくすだけの対策ではなく、ベッドでもどんな物を選ぶかによって改善できることもあることを学びました。

後悔も学びになる!

時には「捨てなければよかった!」と思うことがあるかもしれませんが、私自身は1度手放したことによって「人生において必要な物」だと分かったことが、何よりの学びとなりました。

想像して何年もかけて模索するよりも、一旦手放して答えが出るのであれば、それもよい選択だったのではないでしょうか。

失敗を恐れずに、「迷ったら手放す」ことをしてみてくださいね。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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