家事代行の仕事をする整理のプロが教える!片づけベタさんのパターンはだいたいコレ!?

2022/01/16

なぜかいつも部屋が散らかってしまい、「どうして、片づけられないのか…?」と悩む人も多いですよね。そんな片づけベタさんには、あるパターンがあるそうです。

アパートタイプの家や大きな一軒家まで、さまざまな場所での家事代行をとおしてわかった「片づけベタさんのパターン」を、整理収納アドバイザーの中村美幸さんに教えてもらいました。

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パターン1 多趣味である

旅行やゴルフ、アウトドア、コレクション好き、お買い物好き、新しい物好き。趣味が多いとそれだけものが増えやすい傾向にあり、人によっては定位置が定まらず散らかりやすくなることも。

趣味が多いことは悪いことではないので無理に手放す必要はありません。ただ、家の収納に入りきらないということであれば、一度見直す必要があります。

パンパンに詰め込まれているよりも、収納に対してものの量を7〜8割くらいを目安にし、3割のスペースを空けて残しておくと奥のものが取り出しやすくなります。

残りの3割のスペースを使って新たに家に入ってくるものがサッと入れやすくなり、ストレスも軽減されます。

パターン2 仕事がいそがしく家事にかける時間が少ない

1週間における仕事の割合が長ければ長いほど、片づけまで手が回らないものです。フルタイムでお仕事をしていれば、なおのことです。

今の時代共働き世帯も多く、100人いたら100とおりのライフスタイルがあり、仕事がいそがしいというのは仕方ないことでしょう。また、お子さんが小さいときは片づけてもすぐに散らかってしまうことも多いですよね。

例えば、妊娠時、育休中、小学校入学前、引越し前に収納を見直してみるというのはどうでしょうか。

おすすめしたいのは、家事代行サービスでの片づけサービスの利用です。第三者が立ち入ることでご自分はどう感じるでしょうか。業者にアドバイスをもらいながらお片づけしてみましょう。

パターン3 捨てるという概念がない

時間はあるけれど、ものを捨てるという概念があまりなく、おうちが広ければ広いほどものであふれてしまう、高価なものはもったいないと思ってしまい、なかなか捨てられないパターンです。

もちろん、ものの量以外に収納に戻しづらかったり、収納スペースが足りなかったりと片づかない理由は違うところにあることも確かです。

キッチンまわりの収納には賞味期限の切れた調味料は置かれていませんか?また、タダでもらってきたもので何年も使わずに取ってあるものはありませんか?

使い切ってないものも、長い間使われていなければ勇気を持って処分するのもアリです。捨てるという行為は最初は勇気がいるものですが、不要なものは手放すクセをつけましょう。

ほかにも原因はたくさんあります

もちろん、片づかないパターンや原因はほかにもあります。

疲れが溜まっている場合には回復してから片づけ時間を取りましょう。疲労状態でおこなってもあまりはかどりません。

また、二度買いが多くストック量が把握できていない場合は、収納を整理したり、買い物の仕方を見直す必要があります。

なぜ、片づけられないのか、どんなことが苦手なのか考えてみましょう。散らかった状態に慣れてしまわず、片づけをしながらご自分と向き合ってスッキリとした空間を手に入れてみてくださいね。

■執筆/中村美幸…忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザー。クリンネストや企業内整理収納マネージャーの資格ももつ。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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