【断捨離】とにかく捨てればいいワケじゃない!モノを減らして失敗する3つのパターン

2022/02/28

整理収納アドバイザー×クリンネストのサンキュ!STYLEライター中里愛子です。整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。

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ミニマリスト、シンプルライフ……。モノを減らすことが注目される昨今、「モノを減らせば快適に暮らせる」と思っていませんか?深く考えずにモノを捨てると大きな失敗に繋がります。

モノを減らすことにこだわり過ぎて失敗する3つのパターンをお伝えします。

1.家族のモノを捨てる

モノを減らそうと意気込んだとしても、いざとなるとなかなか捨てられなかったりしませんか?そんなときに目につくのが、子供が昔遊んでいた玩具、夫の読んでない書籍、妻が何年も着ていない洋服・・・など家族のモノです。

自分の興味がない物が「要らないモノ」に見えてしまうのはよくあること。とくに「使っていないモノ」は不要と判断しがちです。

しかし、いくら使っていないからと言って持ち主の許可なく捨ててはいけません。どんなモノであっても、持ち主にしかわかりえない「思い入れ」があります。勝手に捨ててしまっては悲しませたり、恨みをかってしまったり、大きなトラブルとなります。モノを捨てるときはご自身のモノのみにし、家族のモノは必ず許可をとりましょう。

2.憧れをそっくりまねる

モノを減らしすっきり暮らしている方の書籍や記事に、靴は〇足、コートは〇枚など持っているモノの量が掲載されているのを目にします。「その数にすれば、あの人のように素敵な暮らしができる」と思うのは大きな勘違いです。

人それぞれライフスタイルが違います。ですから必要なモノの量は人それぞれ全く違うのです。職業、家族構成、住んでいる地域、経済状況、趣味・・・など様々なことが影響して必要なモノの量が決まるのですから、人のモノの量を真似てモノを減らしても、うまく生活を回せなくなり、結局買い直すはめになってしまいます。

3.使っているモノを買い直す前提で捨てる

買い直す前提で先走って捨てるのはやめましょう。「週末買いに行こう」「後でポチればいいや」と買うつもりで手放してしまったあとで、買いに行く時間がなかったり、気に入るものが見つからない事もありえます。

捨てたものの「ないと困る」もので、気に入るものが見つかるまでのつなぎを買ってしまうと、結局、それがまた無駄になってしまいます。代替になるモノを持ってなければ買ってから捨てるようにしましょう。

捨てる前にやるべきこと

モノを捨てる前に必ずするべきことは、モノを増やす習慣の見直しです。場当たり的にモノを捨てたとしても、モノを増やしがちな方はすぐに元通りになってしまいます。まずはどうして増やし過ぎてしまったのかを振り返ることが大切です。とにかく捨てればいいと安易に取り組まないようにしましょうね。

この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級認定講師×クリンネスト2級認定講師
家事ベタさん応援!捨てられるマインド・簡単お掃除法・片付く仕組み作りなどを提案!

 
 

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