リモートでも母娘で捨てた物を報告しあったら実家がすっきり片づきました!必要な物がすぐ手に取れて掃除もラクラクに。ケンカなしでスムーズに進む片づけのコツとは?快適空間になった実家を見せてもらいました。
<教えてくれた人>
【娘】mocaさん(東京都 46歳)
mocaさんはフルタイム勤務の整理収納アドバイザー。夫と子ども2人の4人家族。まちこさんは札幌のマンションで1人暮らし。二女(mocaさんの妹)家族は大阪在住。
【母】矢嶋まちこさん(北海道 71歳)
捨てた物を報告し合ったら母がどんどんやる気に!実家がすっきり大変身
片づけを促し、過去にケンカになったこともあるmocaさん母娘。「施設に入る叔母の家の片づけを経験し、母の気持ちに変化が。LINEで報告し合ったら母が物の処分に前向きになり、今ではすっかり片づけ上手に」。
mocaさん流リモート式!実家の片づけ方
1 まず娘からLINEで「これ捨てたよ」と写真つきの片づけ報告をして母のマウント心を刺激する
2 母が「私もやってみようかしら」と興味を示したら、捨てた物を報告し合う
3 母が捨てたらまず褒めて、捨てた理由をLINEで言葉にすると片づけはサクサク進む
4 片づけがじゃんじゃん進む、よいループに!!
必要な物がすぐ手に取れて掃除もラクラク。物を減らして快適空間に
【リビングダイニング】
以前の5LDKの家で使っていた家具を、1人暮らしのマンションにすべて持ってきていましたが、必要な物以外は粗大ゴミとして処分。今までは物をよけながら掃除機がけをしていたけれど、今は真っすぐ進むだけ!
捨てた物
● いす5脚
1人暮らしで5脚もいらない
● ソファ用テーブル
来客時だけ小さい物をソファ前へ
● 2人掛けのソファ
座面が破れたまま使っていた
● 飾っていた絵
お気に入りを1枚だけ飾ることに
● テレビ台
テーブルに置くことにしたから不要に
● セット物の食器
食洗機で洗えるふだん使いを優先
● キャスターつきワゴン
2つあったけれどそんなに必要なかった
大事な物だけに囲まれた寝室にしたらぐっすり眠れるように
【寝室】
たんすの上には"とりあえず"置いた物が積み上がっていましたが、写真、思い出の品、小物入れだけにしたらすっきり。ベッドの脇には本と時計とゲーム機だけ。「桃太郎電鉄」をやりながら寝落ちするのが至福!
捨てた物
● 洋服
直感で判断して6割ほど処分
● 和服
色や柄が若すぎる物は友人へ
● 紙袋
1割だけ残して9割は処分
なんとなく残していた物を処分して自分がラクできるキッチンに
【キッチン】
捨てた物
● 収納棚と収納ケース合計5個
あるとかえって物が増えた
● 重い調理道具
出し入れが面倒だった
● 100均の調理道具
使いづらくてイライラした
● 菜箸たくさん
1組あれば充分だった
【BEFORE】
孫の長期滞在がなくなり自分1人だけだから必要な物はほんの少し
【洗面所】
洗面所ではリフォームをきっかけに不要品の処分が加速。洗顔と洗濯に必要な物だけを置くようにしたら、すっきりとした機能的な空間に。孫が来ることも少なくなったので、孫用のグッズもいらなくなりました。
捨てた物
● 孫の衣類
気づいたらサイズアウトしていた
● 孫のおもちゃ
長期滞在しなくなったから不要に
● 大きすぎる給湯器
買い替えたほうが経済的だった
【BEFORE】
※『サンキュ!』17年10月号~22年4月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。名前、年齢、家計などについての情報は、取材当時のものです。
※名前は本人の希望により仮名を使用している場合があります。
※都道府県名、年齢、住居形態、間取り図は、事情により掲載していない場合があります。
参照:『サンキュ!』2022年8月号「捨て方事典」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。編集/サンキュ!編集部