居心地が悪いリビングに共通する5つの特徴
2023/12/30
リビングでくつろげない、居心地が悪いと感じていませんか?長い時間を過ごすリビングが快適でないと家全体の居心地が悪くなってしまいます。
今日は居心地が悪いリビングに共通する特徴について、整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんにお話しをお伺いしました。
1.ものが多い
ものが多いと目に飛びこんでくる情報が多くなってしまい、脳が疲れてしまいます。居心地のよさを求めるのであれば、置くものを厳選しシンプルさを心がけましょう。
2.動線が悪い
ものをとるとき、ソファやテーブルを回り込んだり、棚をよけたりと無駄に動線が長くなっていませんか?
たかが数歩と思いがちですが、その数歩が無意識にストレスとなっています。
3.背の高い家具がある
背の高い家具は部屋を狭く見せ、圧迫感が出てしまいます。また地震で倒れたら…などという、恐怖に感じることもあります。
家具を腰高までにすると部屋はグッと広く感じ、開放感に繋がります。どうしても背の高い家具をおきたい時は、壁と同じ色の家具を選んで同化させたり、部屋の隅や柱に添わせるように配置して目立たせないようにしましょう。
4.とりあえず置きが多い
どこかに片づけよう、いつかしよう…、そんな風に物事を完結させないで、「とりあえず」とおきっぱなしにしているものはありませんか?
いつかどうにかしなければならないものが積まれていると、いつも仕事に追われている気持ちになってしまいます。「とりあえず」を1つずつ完結させて、仕事の山を無くしましょう。
5.家族の私物がある
何かとものが増えがちなリビングに私物を置いてしまうと、家族にとっては邪魔でしかありません。リビングは家族のコモンスペース(共有空間)です。リビングに置くもののルールを決め、個人がコモンスペースを占拠しないようにしましょう。
6.動作空間にものがある
「動作空間」とは空間の中で人が動いて動作するスペースをいいます。例えば椅子に座るために引き出すスペースや扉を開けるために必要なスペース。ここにものが置かれていると「どかす」動作が必要になり、ストレスに繋がります。
また、座るためのソファに洗濯物が置かれていたり、食事をするテーブルに書類が積まれていては、本来そこで行う作業ができません。快適に暮らすためにはこの動作空間は常に確保しておきましょう。
リビングが快適だと家族関係も良好になり毎日の幸福感もアップします。居心地のよいスペースにし、家族が集まる素敵な空間にしましょう。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。Instagramは「ouchi_plus」。
編集/サンキュ!編集部