「あれ、どこいった?」がなくなるリビング・ダイニングの片づけ術をプロが解説
2022/11/21
リモコンや文具、爪切りなど家族で使っているものを「あれどこいった?」と探す時間というのはとてももったいないですね。急いでいるときの探しものはストレスになってしまいます。
そこで今回は家族からの「あれどこいった?」を防ぐために工夫していることをご紹介します。
教えてくれたのは整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている、松下香奈さんです。
1.物の定位置を決める
リビングやダイニングで使うものは、家族共有のものが多いですよね。全てのものの定位置を決め、その場所を家族みんなが把握することが大切です。使う頻度が高いものは近くの取り出しやすい場所に定位置を決めます。そこに使う頻度が低いものを一緒にしまうのはタブーです。滅多に使わないものは背伸びをしないと届かない棚や、かがまないといけない引き出しが向いています。
子どもが小さなうちは、子どもの手が届く場所が定位置にすることで、1人で出し入れができて、「あれどこいった?」と聞かれることが減ります。
2.グループに分けて収納
リビングやダイニングで使うものは細々としたアイテムが多いので、クリップやホッチキスなどの文具類、絆創膏や耳かきなどの衛生・医療用品といったようにグループに分けて引き出し収納すると取り出しやすくなります。
病院で処方してもらった軟膏は透明の小袋に入れて、何の薬なのか書いておくといざというときに便利です。
3.見やすく収納
引き出し収納は、上から見て何がどこにあるのかを一目瞭然にしておけば、子どもでも取り出しやすく、片づけるのも楽になります。クリップや輪ゴムなどもケースから出して収納すると、アクション数が少なく楽に取り出せます。我が家は子どもがよく使う消しゴムやシャープペンの芯を多めに収納しています。
4.リモコン収納にはアイテムを活用
「あれ、どこいった?」の筆頭とも言えるのがリモコン類。しかし、ダイソーの「くりぴたリモコンフック」を使えば、そんな悩みもスッキリ解消できるかもしれません。
リモコンを壁にスッキリ収納してくれます。粘着部分は壁紙にも貼ることができて傷めません。また水洗いすることでくり返し使えます。
テレビのリモコンだけでなく、エアコンや照明のリモコンを浮かせる収納することで、いつも「ここ!」と定位置がしっかり決まり、もう探すことはありません。
リビング・ダイニングは家族みんなが集う場所なので、すっきり片づけて気持ち良く過ごしたいですね!
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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