片づけのプロが伝授!片づけるだけで「脱・汚い家」になるポイントとは?
2023/12/27
いよいよ年末が近づきました。「家のあちこちを片づけなきゃ!」と思うと億劫になってしまいますが、今回は「ココだけでもやっておけば家がキレイに見える」というポイントをご紹介します。
教えてくれたのは、収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている片づけのプロフェッショナル、松下香奈さんです。
1.家の顔「玄関」
「家の顔」ともいわれる玄関。ココに「え、大家族なの?」と思わせるような数の靴が出ていると、出入りするときにいい気分がしません。玄関に出すのは1人1足ずつ、家族分の靴だけ、とルールを決めればいつも玄関がスッキリしますよ。
靴箱がパンパンになっている場合は、思い切って一度靴を全部出してしまいます。そして、しまったままになっているサイズアウトした子どもの靴や、この1年一度も履かなかった靴、これからも履かないであろう靴を処分して、収納スペースを確保してください。
また玄関は掃くだけでなく、たまには水拭きをしておくとよりきれいになり、気持ちよく過ごせます。
2.リビングの「床」
家族が一番長く過ごすリビングはとくに片づいた空間にしておきたい場所です。
床に広げてしまったオモチャを片づけたり、帰宅後のバッグのちょい置きをやめたりするなどして、床を広く見せるとそれだけで一気にすっきりと見えます。バッグのちょい置き対策は、シンプルで掛ける収納にすること。
もので溢れて、収納場所に収まりきらずに床置きしてしまっている場合は、「使っているもの・使っていないもの」に分別してみましょう。意外と不要な物が、よく使う一軍向けの収納場所を占領していることもあります。
そうやって分別した「使っているもの」は、取り出しやすくて、戻しやすい場所に収納することで、小さな子どもでも自分で片づけられて、より部屋が散らかりにくくなります。
3.ちょい置きしがちな「ダイニングテーブル」
ダイニングテーブルの上に何も置かないだけで、部屋がすっきり片づいた印象になります。テーブルの上は学校から持ち帰ったプリントや、ダイレクトメール、リモコンなどをちょい置きしがちなのでごちゃついて見えます。
手紙やプリント専用の一時置き収納を作ったり、リモコンは壁掛けにしたりと、全てのモノの定位置を決めることで、片づけの習慣がつきます。
出したら元の場所へ戻す習慣がつけば、テーブル上のきれいもキープでき、テーブルを拭くのも楽になるし、何より気持ちがいいです!
いつも家族みんなの目に入る玄関・リビング・ダイニングテーブルをすっきり見せるだけで脱・汚い家がかないますよ!ぜひ、大掃除はここから始めてみてください。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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