じつは見られています!「あ、この家、汚いかも」とバレてしまう意外なポイント
2024/08/01
友人や知人の家に招かれたとき「あ、この家、汚いかも」と感じたことはありませんか?
反対に、自分が人を招いたときに「この家、汚いかも」と思われていないか不安になったことはありませんか?
そんな「あ、この家、汚いかも」とバレてしまうポイントを、家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに教えてもらいました。
玄関に不潔を連想させるものが多い
玄関は「家の顔」といわれるように、その家の第一印象を決めてしまいます。
家族の人数以上の数の靴が出ていたり、泥がついたままのボールやガーデニング用品が玄関に置かれていませんか?
玄関に造花や小物を飾っている場合、埃が溜まっていませんか?また、新聞や郵便物などが玄関に放置されていませんか?
泥や埃のついているものは、それだけで汚い印象を与えます。
見落としがちなのがスリッパです。お客さまに、と出したスリッパの中敷き部分が薄汚れていませんか?
人は、自分の肌にふれる汚れに敏感です。
スリッパは洗濯可能なものを準備しておくと楽にお手入れができます。
曇っている場所が多い
来客のあるときは、リビングやキッチン、トイレなど人目につく場所はある程度掃除すると思います。
しかし、水栓や鏡、ドアノブなどの水垢や指紋がつきやすい場所は見落とされがちです。
本来ならば輝いている場所が曇っていると、掃除ができていない印象を強めてしまいます。
光るものを磨いて輝かせると、パッと見て部屋がキレイに感じられます。
片づけや掃除をしたのに何となくキレイを実感できないときも、光るものを磨くとすぐに効果を実感できるのでオススメです。
毛だまり、埃だまり、吹きだまり
どの家庭でも、生活していれば散らかりますし、汚れます。
来客のときに、多少片づけができていなくても「汚い」とまでは思われていないことが多いのではないでしょうか。
しかし、床に髪の毛が落ちていたり、ペットのいる家庭ではペットの毛があちこちについたり落ちていると一気に「汚い」印象を与えてしまいます。
そしてドアの開閉や人が歩くときのわずかな風の流れにより毛がたくさん集まり「毛だまり」や「埃だまり」ができると、それを目にした人に加速度的に「汚い」印象を残してしまいます。
また、「あとで片づけよう」とものをちょい置きした結果、いつの間にかものが増えていてものの吹きだまりができ、それが何ヵ所かできている場合も「汚い」印象を与えます。
なぜなら、「吹きだまり=ものが移動していない=掃除ができていない」と、たやすく想像ができてしまうからです。
「あ、この家、汚いかも」と思われないために
来客時には、ある程度の片づけや掃除はおこなうと思います。
自分たちには見慣れている部屋の景色や汚れも、他人の目に映るとひどく「汚い」と感じることは多々あります。
人は自分の肌にふれる汚れに敏感です。
来客のあるときは、この3点を思い出してみてください。
自分の目ではなく、来客者の目線で家を見渡してみることが大切です。
■執筆/MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部