「あるのが当然」じゃなかった!じつはなくても大丈夫なもの5選
2024/09/11
家の中には多くのものがあります。その中には「あるのが当然」だと思っていても、じつはなくても大丈夫なものも少なくありません。場合によっては、むしろないほうが暮らしが快適になることも。
整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている松下香奈さんに、具体的にどんなものが「なくても大丈夫」なのか教えてもらいました。
【1】各部屋にゴミ箱
各部屋にゴミ箱を設置していると、まずゴミ出しのたびに部屋を回ってゴミを収集するという面倒な家事が増えてしまいます。ゴミ箱を極力少なくすることでゴミ回収の時間を減らすことができるうえに、ゴミ箱を置かない分のスペースが空き、部屋がすっきりとして見えます。
【2】大量の紙袋ストック
「いつか使うから」と溜めこみがちな紙袋。使うペースより紙袋が入ってくるペースのほうが多いため、気づくと紙袋があふれていた、ということになりがちです。
増えがちな紙袋の管理としては、紙袋専用の収納スペースを作り、「ココに入るだけ!」と上限を決めること。それ以上は保管しないようにすれば、適切な量を持つことができますよ。
【3】ほとんど着ていない服
今シーズン着なかった服はきっと来シーズンも出番はありません。気分があがらない服は手放しましょう。
「高かったから……」とか「いつか着るかも……」という理由でなかなか処分できないでいると、クローゼットや箪笥がパンパンになり、お気に入りの服がすぐに手に取れなくてストレスを感じてしまうかもしれません。
また着られる服を処分するのはもったいないと思う場合はフリマアプリなどで、必要としている人へ渡すのもオススメです。
【4】キッチンの三角コーナー
三角コーナーは目詰まり汚れやぬめりが気になるし、お手入れするのも面倒です。「でもないと困る……」という場合は、使い捨てタイプの水切り袋が便利です。
使いたいときだけシンクに置き、使用後はそのままゴミ箱へ。三角コーナーの掃除をする必要がありません。
【5】お風呂あがりのバスタオル
バスタオルは大きくて乾きにくく、干すスペースにも困ります。湯上り時に家族がバスタオルを使ってしまうと洗濯物が一気に増え、収納時にもかさばってしまいます。
湯上りタオルのオススメは家族ひとり1枚のフェイスタオルです。少し大きめサイズだと髪が長くても十分拭けます。
捨ててしまったら困るかもしれない、後で後悔するかもしれない……と手放すのをためらっているものは、実際に目の前からなくなっても生活は変わらない場合がほとんどです。
「今」本当に必要なのかを見極めて、不要な物は手放してみましょう。部屋も気持ちもすっきりとしますよ。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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