「さあ、始めよう“年末捨て”」考えすぎるな!ゴミから捨てよう

2023/12/19

年末は不要品を捨てる大きなチャンス!普段はなかなか捨てられない物も、年末なら思い切れそう。“年末捨て”で、おうちもココロもスッキリ!“年末捨て”の4つのシンプルルールをご紹介します。

カナダ在住の60代のブロガー。現在、長女は独立し夫と2人暮らし。物が少ないシンプルライフを目指す過程をつづっ...

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物が減れば大掃除が要らなくなる

大掃除を兼ねて不要品を処分したいと思う人は多いですが、“掃除”と“捨てる”は別々に行う方が効率が良いと話すのは、シンプリストの筆子さん。
「“掃除”と“捨てる”は似ているようで、まったく別の作業。先に“捨てる”から始めるのがおすすめです。先に不要品を捨てることで、その物の掃除が必要なくなりますし、ぎゅうぎゅうだった場所に空間ができて、掃除自体がしやすくなります。つまり、物が減れば自然と大掃除がいらなくなり、“小掃除”で済むんです。私がおすすめしているのは、1回15分と時間を区切った捨て方。これなら忙しい年末にも、すき間時間にできますよ」。
一年の節目となる年末は片づけたい気持ちが盛り上がり、日ごろ「捨てなくちゃ」と思っている物に踏ん切りをつけるチャンス。“年末捨て”でスッキリとした新年を迎えましょう。

他にもこんなメリットが

□ スッキリした気持ちで新年を迎えられる
□ ずっと気になっていた物を捨てるきっかけになる

“年末捨て”4つのルール

“年末捨て”のルールはとってもシンプル。忙しい合間にでき、誰にとっても簡単なので、難しく考えずに手を動かしてみて。

1 集中力がキープでき、忙しい年末でもできる!捨てる時間は【1回15分】にする

「捨てる」「捨てない」の決断を続けていると、脳が疲れて判断力が鈍ります。だから時間を区切った方が集中できて効率的。タイマーをセットして1回15分で終了。回数を増やす場合は休憩をはさんで。

2 キッチンカウンター、ダイニングテーブル、棚の上など1番気になる場所の【「平面」から捨てる】

キッチンカウンターやテーブルの上など、ついつい物を置きがちな「平面」から、捨て始めるのがコツ。目につく場所なので、ここが変わるだけで全体がスッキリし、やる気がグンと加速します!

3 考え過ぎるな!ゴミから捨てよう 捨てるリストを見ながら、【考えずに自動で捨てる】

ひとつひとつの物に感情を込めていると、なかなか進まず、挫折してしまう危険性が。リストに当てはまる物を、ひたすら自動的にポイ。「明らかなゴミ」から捨て始めて、勢いをつけましょう。

4 迷うくらいの物はだいたいいらない 捨てるか【迷った物は捨てる】

捨てるかどうか迷う物は、迷う程度の物だということ。その時点で、実は役目を終えているのです。人は失うことを本能的に怖いと思っていますが、無くても実は困りません。勇気を出して手放しましょう。

<教えてくれた人>
筆子さん
カナダ在住の60代のブロガー。現在、長女は独立し夫と2人暮らし。物が少ないシンプルライフを目指す過程をつづったブログ「筆子ジャーナル」が人気。

『1週間で8割捨てる技術』(KADOKAWA)

参照:『サンキュ!』2024年1月号「スッキリ!年末捨て」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。撮影/キム・アルム 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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