やたら箱が多い…「収納ボックス依存」で失敗するNGパターン3つ

2025/11/15

「おしゃれに片付けたい」「スッキリ見せたい」と、収納ボックスをたくさん買いそろえたものの、なぜか暮らしが不便に…そんな経験はありませんか?
実は、収納ボックスをうまく活かすにはコツがあります。

本記事では、収納ボックスを使う際にありがちなNG行動と、快適に使いこなすための整理ルールを、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が解説します。

サンキュ!STYLEライター。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信...

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NG1 中がごちゃごちゃで「探せない」

ボックスに詰め込んだものの、中身を見直さずに放置していると…

・どこに何があるかわからない
・結局毎回全部出さないと探せない
・似たような物がダブって入っている

改善ポイントは「中身の仕切りとラベリング」。
収納ボックスの中も、カテゴリー別に仕切ることで使いやすくなります。
さらに、ラベルを貼って外からわかるようにすれば “探す時間”を大幅にカットできます。

「入れればスッキリ」ではなく「使える状態」に整える意識が大切です。

NG2 積み重ねすぎて使いにくい

ボックスを縦に積んで収納すると、見た目は整っていても実際は…

・下のボックスが取り出しづらい
・重さでフタがゆがんで開けにくい
・使うのが面倒になり、死蔵品化

改善ポイントは「よく使う物ほど上段・前面に」。
積む場合は2段までにとどめ、下段には使用頻度の低い季節モノやストックなどを。
よく使うアイテムは「引き出し式」や「フタなし」のボックスを選ぶと出し入れがしやすくなります。

使いやすさを最優先にレイアウトを見直してみましょう。

NG3 中身が見えないまま “忘れ去る”

見た目がすっきりするからと、中身がまったく見えない収納ボックスを使うと…

・「とりあえず入れる」クセがつく
・何を入れたか忘れて買い直してしまう
・空けたらゴチャゴチャでげんなり…

改善ポイントは「見える化」と「定期的な見直し」。
中身が見えにくいボックスを使うなら、ラベルで “見える化”をするのがマスト。
また、月1回など定期的に中をチェックして「今も必要か?」を確認する仕組みをつくりましょう。

見えないからこそ “管理する習慣”が重要です。

収納ボックスは「買う前」から考えよう!

収納ボックスは、あくまで整理を助ける道具。
むやみに増やすと逆効果になってしまうことも少なくありません。
まずは「何を・どこに・どう使いたいか」を整理したうえで、サイズや素材、構造を選ぶのがおすすめ。

ボックス収納のコツは「中身が管理できること」「出し入れがスムーズなこと」「持っている物が把握できること」。
“隠す”収納に頼りすぎず “活かす”収納で暮らしやすさを整えていきましょう。

■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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