【最近のリサイクルショップ事情】昔より厳しくなっている!?ハードルが上がったと感じる理由3つ
2024/04/19
不用品を一気に手放せる心強い存在のリサイクルショップですが、ここ1、2年でハードルが高くなっていると感じています。そこで今回は、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、実際にリサイクルショップを利用してみて感じたその理由について解説していきます。
- 1.買い取り不可のものは全て返却されるから
- 2.記名ありのものは状態がよくても買い取り不可だったから
- 3.「美品」と「ブランドもの」しか買い取りしてくれなかったから
- 「着倒すこと」を意識していくことがよりだいじになる
1.買い取り不可のものは全て返却されるから
数年前は、買い取り不可のものでも希望すれば無料で処分してくれていました。リサイクルショップに持っていく頃には気持ちの整理もついていることが多く、そのまま処分という流れが定番化していました。しかし、先日リサイクルショップに訪れたときには、そのサービスがなくなっていたのです。
買い取り不可だったものは全て引き取り、家に持ち帰らなければなりません。結局持っていった服の半分以上は返却されるという結果となりました。
2.記名ありのものは状態がよくても買い取り不可だったから
店員さんからは買い取り不可の理由を説明されましたが、「状態の悪いもの」のほかに「記名があるもの」は買い取りできないとのことでした。
数年前に利用したときには、そのような説明は一切なく買い取りしてもらえた洋服もあった記憶。個人情報の観点から買い取り&販売が難しくなったのでしょう。
洋服の記名にはマスキングテープを貼る方法がおすすめ。何度洗濯してもインクが落ちにくくはがれにくいのに、はがそうと思えば跡残りもしにくいです。マスキングテープで記名をし、もしリサイクルショップに持っていける状態であればはがして持っていくのが無難でしょう。
3.「美品」と「ブランドもの」しか買い取りしてくれなかったから
結論、今回の買い取りでは「美品」と「ブランドもの」しか買い取り対象にならないという結果に。
ただし、美品だからといって全てを買い取ってくれるわけではありません。着用感の少ない子ども用のセレモニードレスでさえも買い取り不可だったので、判断基準が厳しくなったと感じました。戻ってきた服が多いということは着倒せているということだとポジティブにとらえ、それでも捨てるのに抵抗がある服に関してはフリマアプリで出品してみるなどの策をとっていけたらよいですね。
「着倒すこと」を意識していくことがよりだいじになる
リサイクルショップでの買い取りのハードルが上がったことで、必然的に捨てることへのハードルが高くなりました。そもそも、需要がないものに対して価値をつけてもらおうという発想自体を改めた方がよいのかもしれません。
リサイクルショップに持っていくということは、「まだ使えるのに」という認識が少なからずあるはずです。ボロボロであればそもそもリサイクルショップに持っていくことすら思わないでしょう。そのことを理解した上で、「着倒すこと」を今まで以上に意識していかなければと思った今回の出来事でした。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
※全てのリサイクルショップに当てはまるとは限りません。
※個人の感想も含みます。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。