ものは何でも増やしすぎないに越したことはありませんが、なかでも注意して欲しいのが使用期間の限られた「季節のもの」。暑い夏、寒い冬にしか使用しないものは、出番のない期間はそれを収納するスペースが必要になってきますよね。ご自宅に年中出しっぱなしの「季節のもの」はありませんか?
今回は、整理収納コンサルタントのティールさんが、増えすぎNGな「季節のもの」を3つ、片づけのプロが紹介していきます。
1:季節の家電
扇風機やヒーター、加湿器など限られた期間しか出番のない家電類。生活するうえで必要であれば無理に手放す必要はありませんが、新たに購入を考える場合は、収納スペース問題を解決してからの購入がオススメです。
収納スペースを確保しないまま購入してしまえば、一年をとおして出しっぱなし状態に!使う期間の限られたものこそ、計画的なお買い物が大切ですよ。
2:衣類
衣類のなかでもとくにかさばるものといえば、コートにマフラー、手袋など冬のアイテム。近年は猛暑続きでほぼ秋もなく、半袖を着る期間がどんどん長くなっています。そんななか、多いかたではいまだに厚手のアウターを10着以上持っているというケースも!
長い待機期間、クローゼットの中でぎゅうぎゅうに詰められていてはキレイな状態を保つのもむずかしいですよね。暖冬や猛暑などが続いているからこそ、季節限定のあったかアイテムは数を見直してもいいかもしれませんよ。
3:季節飾り
大きな雛人形や五月人形、クリスマスツリーなど、年間を通していろいろな「季節飾り」がありますよね。スペースに余裕のある家であれば問題ありませんが、核家族化が進みコンパクトな家が主流のなか、飾るのはもちろん、収納する場所がなく困っているご家庭も多いのではないでしょうか?
よかれと思って「お祝いに」と贈る側の人も、子どものためにと立派なクリスマスツリーを買うときも、飾る場所はもちろん、収納する場所があるのかどうかをキチンと確認しておくことが大切です。
使用期間の限られた「季節のもの」には、常に収納問題がついてきます。増えすぎ注意なものだからこそ、購入するとき、誰かに贈る時は慎重に!ぜひ、覚えておいてくださいね。
■執筆/ティール…好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する、整理収納コンサルタント。福岡県在住、小1&3歳姉妹の母。関西弁アメリカ人ハーフの陽気な夫(ダディ)&コールダックも加えた賑やかメンバーで田舎暮らしを満喫中! Instagramは@mrsteele.life
編集/サンキュ!編集部